さて、この曲はなんて言ってるのだろう

英語は苦手ですが、洋楽を和訳しながらあれこれ意味を調べたり考えたりするのは好きなので、その勢いで書いています。
意訳と偏見だらけですが、ご容赦ください。

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Five More Minutes / Scotty McCreery

Five More Minutes / Scotty McCreery

 

Lyrics&訳

Eight years old a couple cane poles sitting down by the creek

Our lines in the water watching those bobbers seeing that red sun sink

Mama's on the porch yelling supper's hot, y'all come and get it

We yelled five more minutes.

 

8歳の頃。並ぶ釣竿。岸辺に座ってじっと待つ

水面を射す線。浮きを睨む眼。赤い夕陽は沈んでく

庭には母さん。僕らを呼んでる。さあさ御飯ができたわよ

僕らは叫んだ。あと5分だけ

 

At sixteen it was twelve o three standing at her front door

Katie's dad said midnight, but we needed just a little more

Yellow light flipping on and off, interrupting that goodnight kissing,

We wanted five more minutes

 

16の時。12時3分。彼女と家のドアの前

何て時間だ。叱る親父さん。でも僕らにはまだ足りない

黄色い光。点滅してる。おやすみのキスはもう終わりだと

僕らは望んだ。あと5分だけ

 

Time rolls by the clock don't stop

I wish I had a few more drops

Of the good stuff, the good times

Oh but they just keep on flying

 

転がる時間。止まらない時計

後ほんの少しあったのならば

かけがえない物、楽しい時間が

でも皆この手を離れてくばかり

 

Right on by like it ain't nothing

Wish I had me a pause button

Moments like those Lord knows I'd hit it

And give myself five more minutes

 

こんな時間、二度とは来ない

一時停止の、ボタンをどうか

まだこの時を、神様どうか

今この僕に。あと5分だけ

 

At eighteen turned my helmet in and walked to the fifty yard line

Just the coach and me after we lost eighteen to nine

And I cried man next time to get in here I'll have to buy a ticket

Can't you give me five more minutes

 

18の年。野球が全て。ある日歩いた50ヤード

コーチと2人。終わった戦い。18対9。負け試合

流れる涙。次来る時は、選手ではなく観客なのだと

コーチに縋った。あと5分だけ

 

Time rolls by the clock don't stop

I wish I had a few more drops

Of the good stuff, the good times

Oh but they just keep on flying

 

転がる時間。止まらない時計

後ほんの少しあったのならば

かけがえない物、楽しい時間が

でも皆この手を離れてくばかり

 

Right on by like it ain't nothing

Wish I had me a pause button

Moments like those Lord knows I'd hit it

And give myself five more minutes

 

こんな時間、二度とは来ない

一時停止の、ボタンをどうか

まだこの時を、神様どうか

今この俺に。あと5分だけ

 

At eighty-six my grandpa said there's angels in the room

All the family gathered 'round knew the time was coming soon

With so much left to say I prayed Lord I ain't finished

Just give us five more minutes

 

86歳。俺の爺ちゃん。部屋が天使でいっぱいだなと

集まる家族。皆で囲む。その時が来たと分かってる

伝える言葉。まだまだあると。終わってないと祈る俺

皆望んだ。あと5分だけ

 

Time rolls by the clock don't stop

I wish I had a few more drops

Of the good stuff, the good times

Oh but they just keep on flying

 

転がる時間。止まらない時計

後ほんの少しあったのならば

かけがえない物、楽しい時間が

でも皆この手を離れてくばかり

 

Right on by like it ain't nothing

Wish I had me a pause button

Moments like those Lord knows I'd hit it

Yeah sometimes this old life will leave you wishing

That you had five more minutes

 

Five more minutes

 

こんな時間、二度とは来ない

一時停止の、ボタンをどうか

まだこの時を、神様どうか

たまにはどうか。旅立つ古き命に

残されてたなら。あと5分だけ

 

あと5分だけ

 

この曲について

 人間、生きてきた中の様々なシーンにおいて、もう少しだけこのままでいたい、まだ終わらないでいて欲しいと願うことが沢山あると思いますが、そんな場面の一つ一つを切り取って描いた歌です。

 

 この歌は、主人公の人生の中の幾つかのシーンを懐かしみながら進んでいきます。釣りに夢中になっていた幼い頃。彼女と真夜中まで一緒に遊んだ頃。最後の試合に負けて、悔し涙を流した頃。これらはどれも、主人公がこの時間がまだ終わらないで欲しいと願った出来事です。そして、そんな想いを乗せた共通の言葉が Five more minutes (あと5分だけ)となります。

 

 そしてまた同じように、しかし最も切実にこの言葉を願う場面が一つ訪れました。主人公の祖父が、この世を旅立とうとする瞬間です。家族全員が再び集まり、祖父と最後の言葉を交わすなか、やはり主人公の胸の中には過去何度も願ったこの「あと5分だけ」という言葉が甦ります。そして、特に今回だけはせめてと神様に縋るような思いが見て取れます。

 

 この「あと5分だけ」という言葉は同じですが、それぞれのシーンにおいてこの言葉に乗っている想いの重さの違いが有り有り見て取れるのが良いですね。

 

 さて、この曲は2017年にスコッティ・マクレーリー(Scotty McCReery)によって歌われた歌で、アルバム Season Changes に収録されています。とある洋楽専門のカラオケバーでお客さんが歌っているのを聴いて、即座にダウンロードしてしまった一曲です。


 
Scotty McCreery - Five More Minutes (Official Video)

 この曲の一番の特徴は、各場面の切り取り方がとても瑞々しいことにあると思います。そしてそれを代表するのが、数詞の使われ方です。8歳、16歳と具体的な年齢だけでなく、12時3分といった時間、18対9といった試合の結果のように細かな値まで正確に描写されていることで、この曲全体に目に見えるような臨場感が生まれています。

 

 そしてもう一つの特徴として、文の前後を「Because(だから)」とか「Then(そして)」のといった言葉で繋いだような、説明的な文節が無いことが挙げられます。それぞれの場面の描写は、その場面を象徴する出来事や映像を一つ一つ切り取って並べただけに留めており、それらをどう繋げるかは読み手、聴き手の頭の中に託されています。それ故に、聴き手側の胸により響く内容となっているように思えます。これは、詩や俳句で重んじられる手法なので、日本人にもとても心地よい歌詞なのではないかなと思います。

 

訳、言葉について

 Cane pole で竹の長い棒のことになりますが、この表現では特に釣竿の事を指すそうです。曲中ではCane poles と複数形になっているので、兄弟か誰かと一緒に釣りをしているイメージになると思われます

 

 Time rolls by で、時間は転がり続ける……即ち、徐々に過ぎ去っていくという意味になります。この時の by は「徐々に」のイメージがあるようです。似たような表現に Time goes by というものがあります。

 

 Pause button は、ビデオやゲームにある一時停止ボタンのことです。

 

 Turned my helmet は少し悩んだのですが、Turn には「意識を向ける」という意味があるので、ヘルメットに意識を向けた状態と解釈しました。そして、そのヘルメットとは、スポーツ用のものであり、結果として「スポーツ(部活)に打ち込んだ」ということなのかなと思います。

 

 So much left to say ですが、left to say で「残す言葉」のようなニュアンスになります。その為、「言い残したことが沢山ある」という意味で捉えればいいかなと思います。

Fire Escape / Andrew Mcmahon

Fire Escape / Andrew Mcmahon

 

Lyrics&訳

I met up with an acrobat

In Brooklyn or some place like that

With life and taxis flying past

We tore that dance hall down

 

出会ったのは曲芸師

ブルックリンだか何処でだったか

タクシー、人生、突っ走らせて

二人で壊したダンスホール

 

Pocket change and subway cars

Our big ideas filled empty bars

You might be from the moon or mars

Either way, I'm never going home

 

あるのは小銭。地下鉄の車両

流行らないバーを満たした思想

君は何処から?月か火星から?

何処でもいいさ。もう帰らない

 

So, lets hang an anchor from the sun

There's a million city lights but

 

錨を降ろそう。あの太陽から

街の灯りは幾千億。けど

 

You're number one

You're the reason I'm still

Up at dawn

Just to see your face

We'll be going strong

With the vampires, baby

We belong, we belong awake

 

一番は君

君がいるから、僕は今でも

夜明けも起きてる

君の顔を見ていたいから

僕らは強くなっていける

吸血鬼たちも一緒になって

僕らはこのまま起きていればいい

 

Swinging from the fire escape

 

非常階段。ここに座ろう

 

I was drinking from the wishing well

Some junkie metal-head hotel

When we boarded the carousel

The roof was caving in

 

願いの井戸の水を飲んでた

イカレ野郎の居座るホテル

回転木馬に僕らが乗ったら

屋根が大きくへっこんだ

 

On the stage my Oxblood friend

Was singing songs about the end

The bankers in the lion's den

Were dropping lines like beggars in the snow

 

赤茶けた友はステージに立ち

この世の終わりを歌ってた

獅子のねぐらの胴元共が

物書く姿は冬の乞食か

 

So, lets hang an anchor from the sun

There's a million city lights but

 

あの太陽からぶら下がろう

眼下は数多の煌めきが。けど

 

You're number one

You're the reason I'm still

Up at dawn

Just to see your face

We'll be going strong

With the vampires, baby

We belong, we belong awake

 

大事なのは君

君だから僕は今この時も

寝ずに夜明けを

君の顔を見たいが為に

強くなれる。君も僕も

吸血鬼たちも今宵は共に

僕らは寝ている場合じゃない

 

Swinging from the fire escape

Swinging from the fire escape

Swinging from the fire escape

 

この踊場に腰を下ろして

この踏板から足を下ろして

風の吹くままゆらゆらさせて

 

Walking home your hand in mine

Tattoos on the river line

The morning birds are taking flight

Either way I thought that you should know

 

家路へとつく。手には君の手

入れ墨された川の水面

飛び立っていく曙の鳥

そうだな。君には知っていて欲しい

 

You're my number one

You're the reason I'm still

Up at dawn

Just to see your face

We'll be going strong

With the vampires, baby

We belong, we belong awake

 

君は僕の一番の人

君だからこそ、僕は今でも

夜通しずっと

君の笑顔を焼きつける為

僕ら二人は強くなってく

吸血鬼だって怖くはないさ

僕らはそうさ、朝日と共に

 

You're my number one

You're the reason I'm still

Up at dawn

Just to see your face

We'll be going strong

With the vampires, baby

We belong, we belong awake

 

君が僕の最高の人

君の為に、僕は今でも

この夜明けまで目を開けている

そこにいる君と見つめ合う為

二人で共に強くなろう

吸血鬼すら傍において

僕らはそうさ、夜明けを生きる

 

Swinging from the fire escape

Swinging from the fire escape

Swinging from the fire escape

Swinging from the fire escape

 

並んで座って

足を下ろして

風に揺らそう

この階段で

 

この曲について

 久しぶりに手こずりました。比喩なのか幻想なのか、いずれにせよ不可思議な言葉が羅列されており、何をどうイメージしていいのかをつかみ取るのに大分苦労しました。

 

 とにもかくにも、とても独特な世界観ですね。およそ意味の繋がらない、断片的に綴られた映像を切り貼りしてできたような、つぎはぎの世界が見える気がします。あまりそれぞれのシチュエーションに対して、深い意味は考えない方がこの曲は良いような気もしますが、敢えて言うなら最初に出会っている曲芸師が、自分を幻想的な世界を与えてくれた人ということで、この曲における you の比喩なのかなとも思えます。そしてそこから、突拍子も無い体験することになったのかなと。 

 

 一つだけ確実なシチュエーションはサビですね。you と共に、夜が明けて朝が来るまで起きて居ようという点は間違いないかと思います。そしてその夜明けをどこで過ごすかと言うと、ビルの非常階段です。そこに腰かけて、足を放り出してぶらつかせながら、陽が昇るのを眺めるようなシーンでしょうか。・・・ちょっとやってみたい気もします。

 

 後半は特に意味の分からない風景が並べ連ねられ、汲み取って何かを解釈できるものではなくなっています。この曲はアンドリューがニューヨークに住んでいた時の体験が活かされているそうですが、目まぐるしくせわしなく、何が起きてもおかしくない街の雰囲気をこのように描いたのかも知れませんね。

 

 さて、この曲は2017年にアンドリュー・マクマホン(Andrew Mcmahon)によって歌われた歌で、Zonbies On Broadway というアルバムに収録されています。そして、国内では Panasonic の家電のCMテーマに使用されています。僕がこの曲を知ったのも、このCMがきっかけでした。


Andrew McMahon in the Wilderness - Fire Escape (Official Music Video)

 

 ……凄いベッドシーン(笑)

 ところでこの曲、イントロを聴いて一瞬「オブラディ・オブラダ?」って思った方いらっしゃいませんか。いらっしゃいませんね。

 

訳、言葉について

 まずタイトルの Fire escape ですが、直訳すると火事の脱出ということで、災害時の非常階段、もしくは非常梯子の総称のようです。以前ご紹介した Shooting star のPVの0:37あたりで、この Fire escape に若者がたむろしている姿が見られます。



Owl City - Shooting Star

 もしかしたら、夜にこの非常階段で仲間と過ごすというのは、NYの若者たちの青春の一ページとしてよくある光景なのかもしれません。

 

 Pocket change の change は、この場合は小銭や細かい釣銭を意味する言葉です。お札を change(交換・両替) した結果だからでしょうか。

 

 Belong は、「~に属する」という意味ですが、転じて「収まっているべき場所」「そこに在るべき状態」というニュアンスでも捉えられます。なので、belong awake で「起きているのが、かく在るべき状態」という形で捉えれられると思います。

 

 Swinging ですが、これは「ぶら下がる」と捉えられます。なので、Swinging from the fire escape という詞を見て、最初は「避難用の梯子に腕一本でどうにかこうにかぶら下がって風に吹かれている危険な状態」を思い浮かべたのですが・・・Swing という単語には「ブランコを漕ぐ」という意味もあるんですね。今回の曲では、こっちのイメージかと思います。なので、階段の踏板とか踊り場から足を出してぶら下げている状態ですね。多分。きっと。

 

 Wishing well は、Call Me Maybe の時にも I through wishing the well という形で出てきてましたね。「願い事をかける井戸や泉」の事です。

 

 Metal-head とは「ヘビメタ大好きな人」のことを指す言葉だそうです。

 

 Oxblood とは、その名の通り牛の血のような「濃い赤茶色」のことを指します。

 

 Drop lines は「文章を書く」という意味の表現です。日本でも「書き下ろす」という表現があるので、文字を書く=下の方に置く……というイメージのは共通のイメージなのかもしれません。

Try Everything / Shakira

image

 

Lyrics&訳

I messed up tonight, I lost another fight

Lost to myself but I'll just start again

I keep falling down, I keep on hitting the ground

I always get up now to see what's next

 

夜になってもモヤモヤする。今回は私の負けだった

自分がホント情けない。でも明日はまた前を向くわ

いつだって倒れっぱなし、転びっぱなし

でも気が付けば立ち上がってるの。お次は何?って

 

Birds don't just fly, they fall down and get up

Nobody learns without getting it wrong

 

飛ぶことすら無い鳥たちだって、転んだならば立ち上がる

誰だってそう。失敗の中から学ぶものでしょ

 

I won't give up, no I won't give in

Till I reach the end and then I'll start again

No, I won't leave, I wanna try everything

I wanna try even though I could fail

 

諦めたくない。そう、自分でやりたい

やりきるまでは。次のゴールを目指すまではね

投げ出さないわ。何にだって挑戦したい

そう、挑んでみたいの。失敗したならそれでいい

 

I won't give up, no I won't give in

Till I reach the end and then I'll start again

No, I won't leave, I wanna try everything

I wanna try even though I could fail

 

弱音は吐かない。自分がやるの

納得行くまでは。新しいスタートを切れるまではね

放り出さない。何にだって立ち向かいたい

試してみたい。やらかしたって構わない 

 

Oh, oh, oh, oh, oh

Try everything

Oh, oh, oh, oh, oh

Try everything

Oh, oh, oh, oh, oh

Try everything

Oh, oh, oh, oh, oh

 

そう、構わない

何が来たって

誰が相手だって

挑戦するの

試してみるの

どんなことも

無理だなんて決めつけない

 

Look how far you've come, you filled your heart with love

Baby, you've done enough, take a deep breath

Don't beat yourself up, don't need to run so fast

Sometimes we come last, but we did our best

 

こんな所まで辿り着いたわ。今はとってもいい気分でしょ

ほら、充分やりきれたじゃない。さあ、ゆっくり深呼吸

そんなに自分を責めないで。逃げだすのにはまだ早い

たまにはビリにもなったりするけど、悔いが無いこと、それが大事

 

I won't give up, no I won't give in

Till I reach the end and then I'll start again

No, I won't leave, I wanna try everything

I wanna try even though I could fail

 

降参なんてイヤ。誰にも先を越されたくない

最後までやりきって、次の何かを目指すまでは

逃げ出したりしないわ。どんな事からも

どんな相手からも。例え負けることになったって

 

I won't give up, no I won't give in

Till I reach the end and then I'll start again

No, I won't leave, I wanna try everything

I wanna try even though I could fail

 

逃げ出したくない。投げ出したくない

限界って思えるまで。その先に進めるまで

踏み止まって、前を向いて、一歩踏み出す

進み続ける。結果なんてその後で考えるわ

 

I'll keep on making those new mistakes

I'll keep on making them every day

Those new mistakes

 

新しい失敗を重ねてってやるの

そう、こんな風に毎日

何かに挑んだ、その証をね

 

Oh, oh, oh, oh, oh

Try everything

Oh, oh, oh, oh, oh

Try everything

Oh, oh, oh, oh, oh

Try everything

Oh, oh, oh, oh, oh

 

それでいいじゃない

何にでも

どんなことにも

挑戦しようよ

試してみようよ

色んなことを

 

Try everything

 

無理だなんて決めつけないで

 

この曲について

 どんな事にだって逃げたり尻込みしたりせず、まずは立ち向かっていきたい。失敗だって勲章よ。そんな、元気と力強さに溢れた曲です。

 

 この主人公、本当に前向きですね。最初、少ししょげている様子も見せていますが、失敗や敗北を引きずらないで、いつの間にか立ち直っているという、そんな人です。そして、それはそれとして次の新しい目標を定めて

それに挑んでいきます。

 

 この曲では、失敗を悪い物と捉えず、学ぶための糧と捉えていて、むしろ失敗の数を誇らしく思っているようですね。それは、何かにチャレンジしたという事実を証明する物に他ならないからでしょう。とても前向きで、開拓精神にあふれたアメリカらしい曲とも思います。

 

 ところでこの曲、聴いていてとても不思議な拍子の曲だと思いませんでしたか。ところどころ「あれ?」と思うようなフレーズの始まり方、終わり方をしているので、途中で5拍子とか7拍子の入るような変則拍子なのだろうなと最初は思いました。
 しかしこれ、実はごく普通の4分の4拍子です。実際、メロディに振り回されずに4分の4拍子の指揮を振ってみると分かりますが、メロディだけあちこち変わったところで終わっていたりするものの、バックのリズムはごく普通に4拍子でピッタリ収まります。
 言い方を変えれば、スタンダードな拍子のバックの中で、ところどころメロディだけが拍子をすっコケているという構図になります。これはもしかしたら、普通の世間の中でつまずき、転び、失敗を繰り返しながらも、構わず元気に前に進んでいくという、この曲の主人公そのものを表しているのかも知れません。そう考えると、このちょっとそそっかしいメロディも、また一味違って聴けるかもしれませんね。

 さて、この曲はディズニーのCGアニメ映画「ズートピア(Zootopia)」の中で使われた曲で、シャキーラ(Shakira)によって歌われています。なお、劇中ではガゼル(Gazelle)という人気の歌姫によって歌われており、主人公であるジュディ(Judy)はこの曲を聴きながらズートピアに上京します。何でもトライし、史上初のウサギの警官となることを実現させた彼女にピッタリの曲ですね。


Shakira - Try Everything (Official Video)

 

 なお、劇中では少しボンゴなどの楽器を取り入れたオリジナルの間奏が入っているので、音源でしか聴いたことの無い方も是非映画の方も一度見てみて下さい。

 

訳、言葉について

 I lost another fight の another ですが、この場合は「もう一つの」と言うよりは「また一つの」と訳した方がイメージとしてはしっくりくるかもしれません。
 個人的に、Another は「二者択一の内の、選ばなかった方」のようなイメージが強くあってちょっと混乱することが有るのですが、この単語には「(追加で)もう一つ」のような、言ってみれば「ご飯のお代わり」のようなイメージも持っているようです。

 

 Beat yourself up は、「自分自身を殴りつける」という意味になるので、自分を責めたり、卑下したりしている様子のことを言っているのではないかなと思います。(そう言えば What We Live For の時に Beat-up car というのが出てきましたね)

 

 I'll keep on ~ing は、「~を引き続き行っていく」という意味になります。I'll keep on doing my best(引き続き頑張ります) は常套句のようですね。

Work From Home / Fifth Harmony

Work From Home / Fifth Harmony

 

Lyrics&訳

I ain't worried 'bout nothin', I ain't wearin' na nada

I'm sittin' pretty, impatient, but I know you gotta

Put in them hours, I'mma make it harder

I'm sending pic after picture, I'mma get you fired

 

何にも気にしちゃいないの。何にも着てないけどさ

安泰よ。っていうか隔離患者。でもいつもそう。あなたは

またシフトを入れてるに決まってる。いい加減にして

あの写真を何度も送るの。いっそクビになればいい

 

I know you're always on the night shift

But I can't stand these nights alone

And I don't need no explanation

'Cause baby, you're the boss at home

 

いつも夜の仕事なのは分かってる

でももう一人の夜なんてイヤなの

言い訳なんて聞きたくもない

よく考えて、家じゃあなたが一番エラいの

 

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

But you gotta put in work, work, work, work, work, work, work

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

Let my body do the work, work, work, work, work, work, work, work

We can work from home, oh, oh, oh-oh

We can work from home, oh, oh, oh-oh

 

行く必要あるの、シゴトに……シゴトに……

でもまた忙しいんでしょ、シゴトで……シゴトで……

行かなくてもあるでしょ、シゴトが……シゴトが……

私にもさせてよ、シゴトを……シゴトを……

家でできるじゃない。シゴトは……

私とできるじゃない。シゴトは……

 

Let's put it into motion, I'mma give you a promotion

I'll make it feel like a vacay, turn the bed into an ocean

We don't need nobody, I just need your body

Nothin' but sheets in between us, ain't no getting off early

 

その気を見せてよ。出世だって考えてあげる

私って言う長期休暇に、ベッドって言うビーチで過ごすの

誰もいらない。ただあなたがいればいいの

シーツ以外何も無いの、早退なんて認めないわ

 

I know you're always on the night shift

But I can't stand these nights alone

And I don't need no explanation

'Cause baby, you're the boss at home

 

夜の仕事なんて分かってる

でももう、独りの夜は限界なの

言い訳なんてどうでもいい

だってそうでしょ。家じゃあなたが主でしょ

 

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

But you gotta put in work, work, work, work, work, work, work

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

Let my body do the work, work, work, work, work, work, work, work

We can work from home, oh, oh, oh-oh

We can work from home, oh, oh, oh-oh

 

行く必要あるの、シゴトに……シゴトに……

でもまた忙しいんでしょ、シゴトで……シゴトで……

行かなくてもあるでしょ、シゴトが……シゴトが……

私にもさせてよ、シゴトを……シゴトを……

家でできるじゃない。シゴトは……

私とできるじゃない。シゴトは……

 

Girl, go to work for me

Can you make it clap, no hands for me?

Take it to the ground, pick it up for me

Look back at it all over me

Put in work like my timesheet

She ride it like a '63

I'mma buy her no Celine

Let her ride in a foreign with me

 

さあ、おシゴト始めようぜ

イイ音鳴らせるか?手のコトじゃねぇぜ

ソイツを下げたり上げたりすりゃいいんだ

俺の上で振り返ってな

俺と同じくらいシゴト入れろって

63年式がお好みのアイツだ

買ってやるのはセリーヌのバッグじゃねぇ

外車でドライブさせてやるのさ。俺を乗せてな

 

Oh, she the bae, I'm her boo

And she down to break the rules

Ride or die, she gon' go

I won't judge, she finesse

I pipe up, she take that

Putting overtime on your body

 

アイツは俺ので、俺はヤツのだ

酒かっくらってオキテ破りのアイツ

ノるかソるか、そう言うヤツさ

悪ぃとは言わねぇ。ベテランだしな

俺は歌う、アイツ受け取る

さあ、お前の身体で残業といくか

 

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

But you gotta put in work, work, work, work, work, work, work

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

Let my body do the work, work, work, work, work, work, work, work

We can work from home, oh, oh, oh-oh

We can work from home, oh, oh, oh-oh

Yeah, we can work from home

Yeah, we can work from home

Yeah

 

行く必要あるの、シゴトに……シゴトに……

でもまた忙しいんでしょ、シゴトで……シゴトで……

行かなくてもあるでしょ、シゴトが……シゴトが……

私にもさせてよ、シゴトを……シゴトを……

家でできるじゃない。シゴトは……

二人でできるじゃない。シゴトは……

ねえ、家でいいじゃない、シゴトなら

二人ですればいいじゃない、シゴトなら

ねえ

 

この曲について

 最初は、普通に仕事から戻ってこない恋人に文句を言うという、いわゆる「私と仕事とどっちが大事なの?」という曲かなと思ったのですが、なんかちょっと違いましたね。

 

 曲の冒頭を見る限り、主人公は何か不自由を感じている訳ではないようです。しかし恋人は毎晩仕事に出かけている為、毎晩独りで過ごさなければならないことには大分不満を募らせているようです。いっそクビになってしまえば良いと思っているようですね。家ならあなたが私の上司なんだからとまで言ってます。

 

 そしてサビですが、ここでは Work が二つの意味を持ってますね。一つは仕事。そしてもう一つはおシゴト……自分との情事ですね。わざわざ外に出かけなくても、家にだってシゴトはあるでしょという、相手をちょっと寂しげに責めるような件になっています。

 

 そして2番では、自分の所で「働く」のなら、出世もバカンスも好きにできると、ヘッドハンティングみたいな言葉で恋人に呼びかけます。テーマが Work なので、こういった仕事に関する言葉が散りばめられているのもこの曲の楽しみ所の一つですね。

 

 ここまで読み進めたところで、「まあ、そうは言っても、いくら何でも仕事をそうそう簡単にやめるわけにもいかないでしょう」という気分にもさせられる歌詞なのですが、この後に続く恋人側のシーンと思われる、タイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)のパートで、思わぬ方向に状況が変わります。

 

 ここは「You」と「She」をどう読むかで違ってくるのですが、これまでの歌詞の流れからすると「You」はお客さん、「She」は主人公なのではないかと思われます。となると、どうもこの主人公の恋人の仕事というのも、自分の体を使って女性を悦ばせるといったもののようで……
 そうなるとこの男は、それで稼いだ金で、主人公に不自由ない生活を与えているというような構図でしょうか。冒頭で主人公が言っている、暮らしは安定しているけど、恋人は仕事をクビになってしまえば良い……という言葉も、ここまで読み進めると当初とは大分違った印象になりますね。

 

 ということでこの曲、最初は Work と言う言葉に「仕事」と「情事」二つの意味を持たせて対比させている点に楽しみ所がある曲……と思わせておいて、最後まで聴いてみると、実は最初から最後まで徹頭徹尾「情事」の意味で使われていたと判明する点が、本当の楽しみ所なのかなと思います。

 

 さて、この曲はフィフス・ハーモニー(Fifth Harmony)と、前述のタイ・ダラー・サインで歌われた曲で、2016年にリリースされています。このポツン、ポツンと水を打って波紋が広がるようなサウンドがとても心地よくて良いですね。


Fifth Harmony - Work from Home ft. Ty Dolla $ign

訳、言葉について

 タイトルに因んで、仕事に関係する言葉が多いですね。折角なので特集してみたいと思います。

 

 まず Fire ですが、特に受け身で使って「仕事をクビになる」という意味で使用されます。You're fired! は、アメリカの映画やドラマでも良く耳にする台詞です。

 

 Night shift は「夜勤」、もしくは「夜勤労働者」を指す言葉です。なお、通常勤務は Graveyard shift と言うそうです。

 

 Boss は既に日本語化していますが「上司」のことです。

 

 タイトルでもある Work from home は、「在宅勤務」のことを指します。昨今のインターネットとペーパーレスの普及により、わざわざオフィスに行かなくても自宅で働けるようになった為、注目されている勤務形態でもありますね。

 

 Promotion は、「昇進」「昇格」「出世」等を意味する言葉です。日常会話では「奨励する」とか「後押し」するという意味でも使えます。プロモーション・ビデオなどは後者の例ですね。

 

 Vacay は Vacation の口語表現で、「長期休暇」の意味となります。

 

 Get off early で「早く仕事を切り上げること」という意味になります。

 

 Put in work は「頑張って仕事をする」という意味です。また、別の意味で「裏の稼業に勤しむ」という意味で使われることもあるそうです。今回はどっちでしょうね~

 

 Timesheet は、日本では「タイムカード」と呼ばれるアレです。とは言っても、最近あるんでしょうか、アレ……

 

 Overtime は、日本ではおなじみ(?)の「残業」です。良く、日本人は自ら残業をするけれど、アメリカ人にはそんな考えはない……と言われてますが、その割にアメリカのドラマって結構、残業のシーン有りますよね?

Pride / American Authors

Pride / American Authors

 

Lyrics&訳

My home don't feel the same

Last year flew by goodbye to the good vibes

What we thought were the best times

Nights out with the people I love

 

俺の家。まるで別物になっちまった

去年の景色は飛んでっちまった。アバヨってな

俺達が感じた最高の時間

最高の奴とつるんだ夜の数々

 

Now I'm lost in the neighborhood

That raised me, praised me, made me who I am

But my father was twice the man

And now that pain's resurfacing

 

今、家の近くで道に迷っちまってる

俺って人間を育み、慈しみ、作り上げた場所だってのに

親父だけは馬鹿みたいに元気でさ

ああ、昔の傷が浮かび上がってきやがった

 

Brooklyn don't feel the same

Maybe I'm the one who changed or the one to blame

Another drink down the drain

Ten more before I get on that plane

 

ブルックリンも変わっちまった

いや、変わっちまったのは俺か。アイツのせいでな

捨てられた酒でお代わりだ

10杯くらい行くか、飛行機に乗るまで

 

I swear I knew just what to say

It's all there on the tip of my tongue

But I don't feel good enough for anyone

But I won't unfold I know cause

 

嘘じゃねぇ、言うべきことは分かってた

喉まで出かかってるのを堪えてるだけだ

だが、何一つ満足しちゃいねぇ

でも、理由を教えるつもりもねぇ

 

I-I-I-I got this feeling

 

決めちまったからな

 

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

I ain't never letting go, I ain't never ever, I ain't never ever gonna sell my soul

I-I-I-I got this feeling

I-I-I got this feeling

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

 

諦めねえ。絶対ぇ、絶対ぇ、このプライドを諦めねぇ

手放さねえ。絶対ぇ、絶対ぇ、この魂は売り渡さねぇ

この想い

この信念

諦めねえ。絶対ぇ、絶対ぇ、このプライドは

 

Pushed out of the family tree

Upside down, but it was a good life

I fell hard for the wine in France

I didn't call you back cause I was learning to dance

 

俺はもう家族じゃなくなっちまった

ごたごたしてたが、まあ悪かなかったさ

フランスのワインに惚れちまうわ

ダンスに明け暮れるわで連絡もナシだったしな

 

And just who I'd become

It's all there on the tip of my tongue

Wish I was good enough for anyone

No, I won't unfold I know cause

 

そうなっちまってたんだ。仕方ねぇだろ

俺だって言いたいことは山ほどあるさ

嫌な奴なんていない世界であって欲しかった

いや、皆まで言うつもりはねぇ

 

I-I-I-I got this feeling

 

心は決まっちまった

 

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

I ain't never letting go, I ain't never ever, I ain't never ever gonna sell my soul

I-I-I-I got this feeling

I-I-I got this feeling

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

 

諦めるもんかよ。何されようが、何言われようがこのプライドは

手放すもんかよ。雨が降ろうが、槍が降ろうがこの魂は

腹は決まった

決めちまった

諦めるもんかよ。何が起ころうが、誰に邪魔されようがこのプライドは

 

Take or leave who I am

Cause this is me

 

こんな俺だ。付き合うのも離れるのも好きにしな

これが俺なんだ

 

Like a fish out of water

Do I belong here?

But I'm never gonna lose, I'm never giving up my pride

I'm lost in the ocean

Like a note in a bottle

But I'm never gonna lose, I'm never giving up my pride

 

打ち上げられた魚みてぇに

どこにも行けずにもがいてろって?

悪ぃが負け犬はゴメンだ。俺は手前ぇを捨てたりしねぇ

海を彷徨ってる

手紙の入った空き瓶みてぇに

だが負けたままでいるつもりはねぇ。俺は自分を見捨てねぇ

 

This is me, who I am

 

これが俺の生き様って奴よ

 

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

I ain't never letting go, I ain't never ever, I ain't never ever gonna sell my soul

I-I-I-I got this feeling

I-I-I got this feeling

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

 

諦めてたまるか。絶対ぇにだ。このプライドを諦めてたまるか

手放してたまるか。死んでもだ。この魂を売り渡してたまるか

道は見えた

迷いはねぇ

諦めてたまるか。この世が終わろうと、このプライドは守り抜く

 

Take or leave who I am

Cause this is me

 

離れてくれたっていいさ。こんな奴なんだ

ああ、これが俺なんだ

 

この曲について

 うーん……今回は正直言って、訳から見える映像には全く自信がありません。1行1行はまあ訳せるのですが、それが全体を通してどういうシチュエーションとしてで捉えられるべきなのかが、いまいち確信が持てませんでした。ちょっと、Landslideを訳した時を思い出します。

 

 まず1番ですが、自分の家が去年までとは何だか別物になってしまったようだと言っているようです。そして、昔から慣れ親しんだ街並みも、まるで道に迷ってしまったかのように、同じものとは思えなくなってしまった……と言っているようです。そしてどうも、それは誰かのせいでそうなってしまったようですね。

 

 問題は、それが誰?という事なのですが、この1番の中には一人だけ具体的な人物が描かれています。自分の父親です。その為、1番が終わった時点で、そこはかとなく「ああ、この主人公は、親父さんと何かあったのかしら」という仮説が立てられるのかなと思います。

 

 そして、そこからサビなのですが、ここではとにかく、自分のプライドと魂は手放さないと何度も何度も宣言します。自分に必死に言い聞かせていると言っても良いかもしれません。1番の歌詞とどう繋げるかを探りたい物なのですが、サビは本当にこれしか言っていないので、まずはここは保留ですね。

 

 そして2番ですが、この冒頭で「自分は家系図の外に押しやられた」と言っています。つまり、家族から離れてしまったという事でしょうね。これでどうも、1番で立てた仮説はどうも正しそうに見えてきます。そして、どうも主人公は酒だのダンスだのに夢中になりすぎて、それが元で親父さんと大喧嘩でもしたのかなと思います。
 そしてその結果、この主人公は家を出て行く決心をしたんでしょうね。自分に理解を示さない親と縁を切り、自分が誰にも染められない自分である為に、一人で旅に出る様子が見える気がします。いや~、若いですねぇ。

 

 ……と、書いては見たのですが、とにかく意味が掴みにくい言葉、前後が繋がりにくい文体(に自分には見える)の為、ちょっと自信はありません(^^;)

 

 さて、この曲は2015年にアメリカン・オーサーズ(American Authors)によって歌われた歌で、以前ご紹介した曲と同名のアルバム What We Live For に収録されています。カントリーとロックにちょっとアフリカンなテイストを加えたような曲で、いかにも都会を捨てて放浪に出るシーンにピッタリだなぁと思います。



American Authors - Pride

 American Authors、もうちょっと日本でメジャーにならないかなぁ……割と古い年代の方にも受け入れられそうな気がするのですが。

 

訳、言葉について

 久しぶりに四苦八苦しました。一般的な文法から離れた言い回しが多く、もしかしたら間違っているところもあるかもしれません。

 

 My home don't feel the same ですが……えっと、Home は可算名詞なので、本当はdoesn't にはならなくてはいけないのかなと思うのですが、以前こちらの記事でもお話した通り、歌の世界ではリズムを重視するために、本来 does や doesn't を使用するところを、do や don't を使うことがあるので、どっちでもいいかなと思います。
 それよりも、これを直訳すると「自分の家 "が" 何か違うと感じる」となり、家が擬人化されているように見えてしまう点の方が気にはなります。もしかしたら、home と don't の間に that I が省略されているのかもしれないなと思い(そんな略し方があるのか分かりませんが)、あくまで主語は I で訳しました。

 

 The good vibes ですが、vibes が「~な感覚」「~な感じ」というニュアンスで使うことが有る為、The good vibes で「良い感じに」という具合に捉えればいいのかなと思います。

 

 Praised me の Praise は、本来「讃える」とか「褒める」という言葉です。ですが、ここは恐らく前後のraised、made との韻踏みを意識して採用された言葉という風合いが強いように思えます。なので、このPraisedは「大事にしてくれた」ぐらいの意味で捉えた方が、前後の文とのイメージの繋がりとしてはしっくりくるのかなと思い、そのように訳してみました。

 

 On the tip of my tongue は、直訳で「私の舌に乗っているとがった物」となりますが、日本語で言うところの「(言葉が)喉まで出かかっている」様子を表す言葉です。

 

 My father was twice the man ですが、Be twice the man で「以前にも増して元気な」という意味の言葉になるそうです。なので、全体を訳すと「私の父親は以前にも増して元気だった」となるのかなと思います。

 

 unfold は前回の記事で「閉じていたものが開く様子」という意味で出てきたばかりですが、今回の意味は違い「打ち明ける」という意味で使われています。

 

 Give up は既に日本語でも定着しているギブアップですね。「途中でやめる」「諦める」の意味です。

 

 Take or leave は、「一緒に居てくれても離れてくれても構わない。好きにして」というニュアンスで捉えました。ミュージカル「RENT」の中の一曲に「Take Me Or Leave Me」という曲が有り、この意味は「一緒になるのか、別れるのか、どっちかにして」となりますので、それと同じようなニュアンスでしょうか。

プロフィール

笹森茂樹

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