さて、この曲はなんて言ってるのだろう

英語は苦手ですが、洋楽を和訳しながらあれこれ意味を調べたり考えたりするのは好きなので、その勢いで書いています。
意訳と偏見だらけですが、ご容赦ください。

1990~1994年の関連記事一覧

You Gotta Be / Des'ree

You Gotta Be / Des'ree

 

Lyrics&訳

Listen as your day unfolds

Challenge what the future holds

Try and keep your head up to the sky

 

ほら、あなたの一日が開けていく音が聴こえない?

未来に待ち受ける物から逃げちゃダメ

俯かないで空を見上げて。そうそう、そのまま

 

Lovers, they may cause you tears

Go ahead release your fears,

Stand up and be counted, don't be ashamed to cry

 

愛する人のせいで、時に胸を痛めるかもね

でも前に進むの。怖がってないで

さあ立って、堂々とね。泣くのは恥ずかしいことじゃない


You gotta be

 

だってそうでしょ。あなたってば

 

You gotta be bad

You gotta be bold

You gotta be wiser

You gotta be hard

You gotta be tough

You gotta be stronger

You gotta be cool

You gotta be calm

You gotta stay together

All I know, all I know, love will save the day

 

そこらの男と違う

肝が据わってて

頭もキレる

ヤワじゃないし

しぶとくって

とにかく強い

すっごくイケてて

でも温かい

だから私はあなたと居るの。忘れたの?

ほら、信じて。愛さえあればなんとかなるって

 

Herald what your mother said

Read the books your father read

Try to solve the puzzles in your own sweet time

 

お母さんが語ってくれた天の使いや

お父さんが読んでくれた本の数々を思い返して

充実してる時こそ、いろんな答えが見えるものよ

 

Some may have more cash than you

Others take a different view,

My oh my, heh, hey

 

誰かさんはあなたよりお金持ちかもしれないし

あなたとは違う世界に生きる人もいる

でも私が選んだあなたって人は

 

You gotta be bad

You gotta be bold

You gotta be wiser

You gotta be hard

You gotta be tough

You gotta be stronger

You gotta be cool

You gotta be calm

You gotta stay together

All I know, all I know, love will save the day

 

そんな奴らメじゃないの

勇敢で

頭も良くって

渋さも持ってる

芯が強くて

逞しくって

超シビれるのに

なんだか落ち着く

間違っちゃないわ。あなたと一緒が良いの

平気だってば。愛がなんとかしてくれるわよ

 

Time asks no questions

It goes on without you

Leaving you behind if you can't stand the pace

The world keeps on spinning

Can't stop it, if you try to

The best part is danger staring you in the face

 

時間は何も気にかけちゃくれないし

あなたのこともお構いなしに進んでく

二の足踏んでるあなたを待ってちゃくれないじゃない

世界は回り続けてるんだし

止めようったって無理無理

ねえ、ヤバい状況の一つもあるから最高なんだって思わない?

 

Remember, listen as your day unfolds

Challenge what the future holds

Try and keep your head up to the sky

 

だから忘れないで。良い兆しを見逃さないで

さ、この先待ち受ける物に立ち向かいましょ

ほら、上を向いて。空が広がってるわ

 

Lovers, they may cause you tears

Go ahead release your fears,

My oh my heh, hey, hey

 

愛する人たちのせいで心が揺れるかもしれないけど

前に進むの。恐れたりしないで

私のあなたはそうでなくちゃ

 

You gotta be bad

You gotta be bold

You gotta be wiser

You gotta be hard

You gotta be tough

You gotta be stronger

You gotta be cool

You gotta be calm

You gotta stay together

All I know, all I know, love will save the day

 

格ってもんが違うもの

怖いもの知らずで

でも強かで

男気があって

ちょっとやそっとじゃ潰れないし

誰にだって立ち向かえる

本当にカッコよくって

包容力も抜群

一緒に居てもう大正解

私には分かってるの。愛があなたを助けてくれる

 

You gotta be bad

You gotta be bold

You gotta be wiser

You gotta be hard

You gotta be tough

You gotta be stronger

You gotta be cool

You gotta be calm

You gotta stay together

All I know, all I know, love will save the day

 

あなたは別格で

あなたは勇気があって

あなたは知性もあって

あなたは誠実さも持ってて

あなたは諦めるってことを知らなくて

あなたは誰にも負けない人で

あなたはとにかくいい男で

あなたは幸せな気分にさせてくれる人。でしょ?

見捨てたりするワケ無いじゃない

大丈夫、大丈夫。私がついててあげるから

 

Got to be bold

Got to be bad

Got to be wise

Don't ever say

 

あなたは頼りになるし

普通の男とは違う

頭だっていいじゃない

何も言わなくていいわ

 

Got to be hard

Not too, too hard

All I know is love will save the day

 

とにかく真っ直ぐで

バカ真面目って訳でもない

この愛があれば平気。それだけは言えるわ

 

この曲について

 Gotta be は汎用性が高い言葉なので、この言葉でどんなシーンを思い描くかは、聴き手によって大分違うかもしれません。僕はと言えば、この曲は自信を無くしたり落ち込んだりしている人を柔らかく励ます、とても懐の深い歌に思えました。決して押しつけるような励ましでは無く、相手が自分の力で自信を取り戻せるように気持ちを向けてあげる、そんな気遣いが見える気がします。

 

 1番では、塞ぎ込んでいる相手に、まずはちょっと冷静になって顔を上げるように促しています。気持ちが弱っている時にありがちな、何でもかんでも悪い方向に考えてしまう状態をとりあえずはどうにかしようと言う感じです。ちゃんと冷静になれば、自分の一日が良い方向に進められることに気付くはず。そんなメッセージかなと思います。

 

 2番では、恐らく心安らかだった時を思い出して欲しいという事かなと思います。両親から、色んな物語を話し聞かせて貰っていた頃のことを思い返し、どんな気持ちで当時生きていたかを思い出して欲しいといった感じでしょうか。そして何か難問に挑むなら、そんなリラックスした状態の方が良い解決策が見つかるだろうと言っているようです。

 

 そしてサビでは、とにかくあなたは素晴らしい人であるということを、ひたすら繰り返して伝えます。ここで出てくる単語は、特に男性として魅力的とされている要素だらけなので、女性の主人公が男性の相手に伝えているイメージが一番しっくりくるかもしれません。
 そしてサビの最後には「あなたと一緒に居るべきだと思ってる」「大丈夫、あなたの事は分かってる、愛があるから大丈夫」と、とても包容力のある言葉が投げかけられます。うーん、いいですねぇ。こんな風に言われてみたいもんです。

 

 Cメロでは、ちょっとハッパをかける感じですね。時間なんて待ってちゃくれないんだから、立ち止まってないで動かないとと促しています。そして「最高」を形作る要素の中には、辛いこと、困難なことというのも入っているものよ……と元気づけているのかなと思います。

 

 相手を励ます曲と言うことは間違いないのですが、冒頭にも書いた通り、Gotta be にどんなニュアンスを見い出すかで、強く叱咤激励する曲とも、何があっても大丈夫と優しく受け止める曲とも取れるのではないかなと思います。是非、お好きなスタイルで聴いてみて下さい。

 

 さて、この曲は1994年に デスリー(Des'ree) によって歌われた曲で、アルバム I Ain't Movin' に収録されています。デスリーと聞いてパッと思い浮かぶ曲と言えば、以前ご紹介した Life か、もしくはこの You Gotta Be という方が殆どなのではないかなと思います。



Des'ree - You Gotta Be ('99 Mix (Video))

 デスリーの曲の多くは、曲調としては淡々としててメリハリが余り無いのですが、この曲にもたれかかれるような感じがとてもいいですね。

 

訳、言葉について

 タイトルにもある Gotta be ですが、これは、何か確信を持っていることに対して使う言葉です。日本語に訳すとすれば「~に違いない」という解釈を初め、「~でなければならない」「~である筈」「~でないとおかしい」といった、多岐に渡るニュアンスで表せる言葉です。聴き手によって思い浮かぶシーンが違うだろうなと思ったのはこの為です。
 もし例えば「~でなければならない」と捉えたとしたら、あなたは勇敢でなくては、賢くなくては、そうならなくちゃ……という、相手に相手の理想の姿を伝え、ぐいぐい押し上げて行くシーンになります。

 また「~である筈」と捉えたとしたら、あなたは勇敢だし賢い筈なのに、ちょっと落ち込んでるせいでその事を忘れてない?という、自信を取り戻させるシーンになります。

 優しく、それでいて軽快な曲調を鑑みて、僕は後者でイメージしましたが、皆さんはどうですか?

 

 Be counted は「数として数えられる」という意味で、何と言うか「無視されない存在」とか「存在感が有る」というニュアンスで捉えれば、さほど外れてはいないかなぁと思います。

 

 Go ahead は熟語という訳ではないのですが、前に進むことを促す時によく使われる言葉に思えます。

 

 サビの You gotta be bad は、直訳すると「あなたは悪くないといけない」となってしまいますが、ここは相手を励ましているシーンなので、そうではないでしょうね。Bad はしばしば褒め言葉として使われることもある言葉で、「ヤバい」をリスペクトの意味で使う感覚に近いかもしれません。訳上では「別格」というニュアンスで訳してみました

 

 Bold は Landslide にも出てきましたが、何事にも動じない様子を意味する言葉です。勇敢といういい意味で捉えることも出来ますし、図々しいとか図太いという、悪い意味で捉えることも出来ます。

 

 Hard は、熱心な様子を表したり、冷静で鋭い人であることを示したりする言葉です。冷酷、厳格という意味でも通じます。

 

 All I know は「私の知っていることはこれで全部」という感じですが、この曲の流れで言えば「あなたのいいところは私は全部知っている」の意味から「だからもっと自信を持って良いの」というニュアンスぐらいにスライドして捉えた方が良いかなと思います。
 これは、All I know が後ろの「愛が一日を支えてくれる」の方にかかっていたとしても同じことかなと思います。この曲、主人公は相手の事をちゃんと愛していると言う前提があると思われるので。

All For Love / Bryan Adams

image

 

Lyrics&訳

When it's love you give

I'll be a man of good faith

Then in love you live

I'll make a stand. I won't break

I'll be the rock you can build on

Be there when you're old

To have and to hold

 

君がくれた物が愛だったなら

僕は曇ることなく誠実で在ろう

君と共に愛を過ごせた時

挫けること無く、踏み止まろう

揺らぐことない、礎になろう

年月を経ても、共に在ろう

助け合う為。喜び合う為

 

When there's love inside

I swear I'll always be strong

Then there's a reason why

I'll prove to you we belong

I'll be the wall that protects you

From the wind and the rain

From the hurt and the pain

Yeah! Hey!

 

胸の奥に、愛が生まれたなら

強く在るとここに誓おう

もし理由が必要ならば

僕しかいないと証明しよう

君を守る壁にもなろう

雨も寄せない。風も吹き入れない

辛くはさせない。傷つけさせない

ああ、そうさ

 

Let's make it all for one and all for love

Let the one you hold be the one you want

The one you need

 

さあ今こそ。全てを一人に。全てを愛に

その手で留め置く人を、望んだ人に

掛け替えのない人に

 

'Cause when it's all for one it's one for all

When there's someone that should know

Then just let your feelings show

And make it all for one and all for love

 

全ては一人に、全てとなる一人に。今その時が

それを知るべき人が訪れたから

そして君の想いを隠したりせず

全てを一つに。全てを愛に

 

When it's love you make

I'll be the fire in your night

Then it's love you take

I will defend, I will fight

I'll be there when you need me

When honor's at stake

This vow I will make

Yeah!

 

君が培った物が愛だったなら

僕は闇を照らす灯火で在ろう

君が愛を手にしたその時

僕はそれを守ろう。その為に戦おう

望むときに傍に在ろう

名誉にかけて

誓いを守ろう。約束を果たそう

出来る筈さ

 

That is all for one and all for love

Let the one you hold be the one you want

The one you need

 

それが僕の全て、愛に注ぐ全て

その手が繋ぐ人は、望みの人となる

離れられない人となる

 

'Cause when it's all for one it's one for all.

When there's someone that should know

Then just let your feelings show

And make it all for one and all for love

 

全てが一人に、その一人が全てになる時だ

それを伝えるべき人が現れたんだ

そして素直な心を打ち明けて

全てをその人に、その愛に

 

Don't lay our love to rest

'Cause we could stand up to the test

We got everything and more than we had planned

More than the rivers that run the land

We've got it all in our hands

 

この想いを片時も緩めてはいけない

立ち上がり、試練を乗り越える為に

思いもよらなかった。僕らの手には世界の全てが

地を流れる大河ですら例えられない

大いなる物が僕らの手には

 

Now it's all for one and all for love

Let the one you hold be the one you want

The one you need

 

今、その全てを一人の為に。愛の為に

その手が抱きしめる人こそ、望んだ人だから

大切な人だから

 

'Cause when it's all for one it's one for all

When there's someone that should know

Then just let your feelings show

When there's someone that you want

When there's someone that you need

Let's make it all, all for one and all for love

 

全てを一人に、全てとなる一人に

それを伝えるべき一人が現れた時

そしてその胸の内を明かそう

君の望む人が現れたから

君に必要となる人が現れたから

心を決めるんだ。全てを一人に。愛する人に

 

この曲について

 何となく歌詞をなぞった時「愛する君に全てを捧げよう」という曲だと思いましたが、ちゃんと見てみると、どうもそれだけではないようです。

 

 この曲、Aメロでは自分自身の相手に対する想いと、その決意について歌っています。相手がもし自分の事を愛してくれていると言うのなら、自分は全身全霊を込めてその想いに応えようという強い意志が見てとれます。この辺りから既に、All For Love(全てを愛に)という主題を良く表していると思います。

 

 ただ、この時点では相手がどのような想いでいるかはまだ確定していないように思えます。と言うか、自分はこの愛に確信は持てているが、では相手も果たして同じぐらいこの愛を信じているとまでは行っていない状態なのではないでしょうか。

 

 そこで、サビではこの相手の迷いのような物を断ち切り、気持ちに決心をつけさせようと語りかけます。全てを一人に捧げる。それに相応しい人間が今、目の前に居るじゃないか。さあ、お互いの全てをお互いに捧げ合おう。そんなことがサビでは語られているようですね。
 言ってみれば「僕こそが君の運命の人だよ」ぐらいの事を言っているような物ですが、あまり嫌味が無いのはAメロが誠実だからでしょうか。

 

 また、Aメロこそ自分主体の歌詞ですが、それ以外を見てみると、us (let's = let us) 、we 、our などの言葉が多く、メッセージとしては共に歩んでいこうという色合いの方が実は強い曲なのかなと思います。
 何となくこの曲から誠実さがにじみ出て感じられるのは、上記のような歌詞から、愛は二人で作る物という大前提が見え隠れするからかなと思います。

 

 さて、この曲は1993年に、ブライアン・アダムス(Bryan Adams)、ロッド・スチュワート(Rod Stewart)、スティング(Sting)の3人によって歌われた曲で、映画「三銃士」(原題:The Three Musketeers)にて使われた一曲となります。映画に因んで大御所三人で歌われているのが良いですね。歌詞中に、三銃士のモットーである One for all, All for one が使われているのもニクい演出です。

 


Bryan Adams, Rod Stewart, Sting - All For Love

 この曲は僕が中学二年生ぐらいの頃に、NHKの歌番組「二人のビッグショー」で、沢田研二と郷ひろみがデュエットで歌っていたのを見て初めて知った曲でした。当時、曲のタイトルを忘れてしまい、CDが手に入らなかったのですが、曲の印象だけは凄く強烈に残っていて、頭の中にサビの部分が蘇ることが何度も有って悶々としていました。その後、インターネットが普及したことで再び巡り会えた曲です。ネットに感謝。

 

訳、言葉について

 Make a stand で「立ち上がっている状態を維持する」即ち「踏ん張る」「踏み止まる」という意味の言葉になります。

 

 Let's make it は「さあ、成し遂げよう」というようなニュアンスで捉えればいいのかなと思います。

 

 At stake で、「懸かっている」のニュアンスが作れるそうです。今回は Honor's at stake なので、正に「名誉が懸かっている」とか「名誉を賭けて」という意味になるようです。

 

 サビで出てくる  All for one, One for all は、順序は逆ですが、上記の通り三銃士のモットーとなる言葉で、日本語では「一人は皆の為に、皆は一人の為に」と訳されることの多い言葉です。ただ、この曲においてのみ考えるのであれば、ここで「皆」という言葉が出てくるのはさすがに唐突過ぎるので、All は素直に「全て」と捉えた方がいいでしょうね。かと言って One for all を「一人は全ての為に」と捉えてもやっぱり前後の歌詞との意味が繋がらないので、ここは「全てと同じぐらいの価値を持つ一人の人」と捉えればしっくりくるのかなと思います。

蛇足

 余談ですが「一人は皆の為に、皆は一人の為に」という意味の言葉をモットーに掲げた有名な戦国武将がいます。石田三成です。
 彼の掲げる旗には「大一大万大吉」という紋が記されており、意味は「一人が万人に尽くし、万人が一人に尽くせば、天下は大吉であろう」とされています。正に、One for all, All for one ですね。なので、もしこの言葉を訳せと言われたら、すかさず「大一大万大吉」と答えてみましょう(?)

Heal The World / Michael Jackson

Heal The World / Michael Jackson

Lyrics&訳

There's a place in your heart

And I know that it is love

And this place

Could be much brighter than tomorrow

 

君の心にある場所

それはとても素晴らしいんだろうな

そうだね、この場所は

明日、光が陰ってしまうかもしれない

 

And if you really try

You'll find there's no need to cry

In this place

You'll feel there's no hurt or sorrow

 

でももし君が、心の底から

悲しまずに済む場所を求めた時

この場所には

苦しみも痛みも無いと気づくだろう

 

There are ways to get there

If you care enough for the living

Make a little space

Make a better place

 

道はある

生きることを本気で考えた時

その場所は作れる。小さくても

今より良い場所が

 

Heal the world

Make it a better place

For you and for me

And the entire human race

There are people dying

If you care enough for the living

Make it a better place

For you and for me

 

世界を癒そう

悪い処を治していこう

君の為に、僕の為に

そして全ての人々の為に

毎日、人々は死んでいく

その命に想いを馳せた時

世界はもっと良い場所に

そしてそれは、僕たちの為に

 

If you want to know why

There's love that cannot lie

Love is strong

It only cares of joyful giving

 

何故か知りたいかい?

愛に嘘は無いってことを

愛って強いんだ

与える喜び。それさえあればいいから

 

If we try we shall see

In this bliss we cannot feel

Fear of dread

We stop existing and start living

 

目を背けることをやめてみた時

無上の喜びに洗われるだろう

恐怖が

命が途切れ、この世から消えることへの恐れが

 

Then it feels that always

Love's enough for us growing

So make a better world

Make a better world

 

それはいつも、僕らに教えてくれる

愛が僕らを育ててくれてるって

世界がこれから良くなるよう

もっと良くなるよう

 

Heal the world

Make it a better place

For you and for me

And the entire human race

There are people dying

If you care enough for the living

Make a better place

For you and for me

 

世界の傷を塞ごう

もっと世界は良くできる筈

君と、僕と

ここで生きてる人々の為に

今この時も、多くの命が奪われている

君がそれを心の底から悼むだけで

世界は良くなる

君にとっても、僕にとっても

 

And the dream we were conceived in

Will reveal a joyful face

And the world we once believed in

Will shine again in grace

Then why do we keep strangling life

Wound this earth, crucify its soul

Though it's plain to see

This world is heavenly

Be god's glow

 

そして僕らに与えられた理想は

やがて喜びに満ちた顔を生むだろう

僕らが信じた世界は

やがて栄光で輝くだろう

なのに何故自分の命を苦しめ、

地球を傷つけ、魂を責めるのか

素直に見ても分かるだろう

この世界は素晴らしいんだ

光あれ

 

We could fly so high

Let our spirits never die

In my heart

I feel you are all my brothers

 

空高くだって飛べるはず

僕らの意思は途絶えはしない

僕の中では

君は兄弟と同じさ


Create a world with no fear

Together we cry happy tears

See the nations

Turn their swords into plowshares

 

恐怖に頼らず世界を作ろう

共に幸せに泣き、涙しよう

世界を見るんだ

彼らの手は、血の為ではなく大地の為に

 

We could really get there

If you cared enough for the living

Make a little space

To make a better place

 

辿り着けるさ

君が命を真剣に想えば

その小さな場所は

世界を変える大きな希望

 

Heal the world

Make it a better place

For you and for me

And the entire human race

There are people dying

If you care enough for the living

Make a better place for you and for me

 

世界を治そう

今よりもっと良い世界へと

君の為にも、僕の為にも

この世に生きる人類の為にも

今も人は亡くなり行くけど

君が彼らを忘れなければ

その心が僕らの世界を導ける

 

There are people dying

If you care enough for the living

Make a better place for you and for me

 

今も命は奪われている

でもその事を忘れなければ

僕も君も、この世界を治していける

 

There are people dying

If you care enough for the living

Make a better place for you and for me

 

今生きているのは当たり前の事じゃない

もしそれを忘れさえしなければ

きっと世界を良くして行ける。君の為にも、僕の為にも

 

You and for me

Make a better place

Heal the world we live in

Save it for our children

 

君と、僕の為に

より良い世界を

僕らの世界が傷だらけでないよう

僕らを継ぐ子供達の為に

 

この曲について

 見てお分かりの通り、世界の平和を願う歌です。世界には、常に悲しい出来事が渦巻いています。しかし、それらに対して直接何か出来るわけでは無くても、そういうことが起きているという事を知り、考えるだけで、世界は少しだけ良い方向に向かうはず。そんなメッセージが一貫して述べられています。

 

 その出来事一つ一つは個人の物なのでしょうが、それを全て含めて「世界が傷ついている」「世界が病に冒されている」という状況だと捉えています。逆に言えば、世界を治そうと思ったら、それら一つ一つに目を向けなければならないんでしょうね。そして、一つでも何か状況が良くなったら、それは世界が癒された事・・・という事でしょうか。

 

 さて、この曲はマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)によってが作られた曲です。作られたのは1991年なので、丁度湾岸戦争の頃と重なるから、それがきっかけなのかな・・・と思ったのですが、1989年には既に作られていたという話もあるみたいなので、判然としません。
 ただ、PVを見てもお分かりの通り、この曲は子供達の未来に戦争が無いことを願った曲であることは間違いないでしょうね。


Michael Jackson - Heal The World (Official Video)

 

 マイケルは、この曲の発表の後、ヒール・ザ・ワールド財団という財団を結成しています。財団の目的は上記にも通じますが、世界中の子供達が様々な暴力や差別、放置といった不幸にさらされないようにするという事のようです。


訳、言葉について

 There's no hurt or sorrow ですが、no や not の後に来る or は、日本語で言う「~も」と同じ扱いになります。その為「痛みか悲しみのどちらかが無い」ではなく「痛みも悲しみもどちらも無い」となります。

 

 Human race と聞くと、うっかり「人々の競争」と訳してしまいそうになりますが、実際は「人類」を指す言葉となります。

 

 Conceive は、思いつく、とか考える、抱くという意味になります。今回は Be conceived なので、何かから、夢を想い抱くきっかけを与えられたというニュアンスで書かれています。その何かと言うのは、恐らく子供達の笑顔と、それを壊す戦争のことでしょうね。夢を抱くにも、そう言った背景があったんだよというイメージを伴っていると思います。

Seasons Of Love / RENT

Seasons Of Love / RENT

 

Lyrics&訳

Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes

Five hundred twenty-five thousand moments so dear

Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes

How do you measure-measure a year

 

525,600分

525,000の愛しい瞬間

525,600分

君はどう測る?1年っていうものを

 

In daylights- in sunsets

In midnights- in cups of coffee

In inches- in miles

In laughter- in strife

 

陽の昇った回数か 陽の沈んだ回数か

夜が訪れた回数か 淹れたコーヒーの回数か

長さで測ろうか 距離で測ろうか

笑った回数か 怒った回数か

 

Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes

How do you measure a year in the life

 

525,600分

どう測ればいい?この人生の一年を

 

How about love

How about love

How about love

Measure in love

Seasons of love

Seasons of love

 

愛ならどうかな

愛ならいいんじゃないか

愛で見てみればいいんじゃないか

愛で測ってみようよ

最初、この愛はどうだったのか

今、その愛はどうなっているかで

 

Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes

Five hundred twenty-five thousand journeys to plan

Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes

How do you measure the life of a woman or a man

 

525,600分

525,000の旅人達

525,600分

どうやって捉えよう。女の人も、男の人も

 

In truth that she learned

Or in times that he cried

In bridges he burned

Or the way that she died

 

彼女が知った真実か

彼が涙した瞬間か

あいつが閉ざしてしまった心か

あの娘の死と言う現実か

 

It's time now to sing out

Though the story never ends

Let's celebrate remember a year in the life of friends

 

今こそ皆で歌い明かそう

この物語は終わりを知らないけれど

この一年を、過ごした仲間を、今日この日に胸に刻もう

 

Remember the love

(Oh, you got to, you got to remember the love)

Remember the love

(You know that love is a gift from up above)

Remember the love

(Share love, give love, spread love)

Measure in love

(Measure, measure your life in love)

 

思い出すんだ、愛があったことを

(そう、思い出すべきよ)

それを忘れちゃいけない

(愛は神様からの贈り物だから)

覚えておくんだ

(そして分け合うの。与えるの。広めるの)

愛でこの一年を振り返ろう

(あなたの人生に常に愛はあったはずだから)

 

Seasons of love

Seasons of love

 

今の愛はどうなっているか

あの頃の愛はどうだったかって

 

この曲について

 テーマは見てお分かりの通り「1年」です。そして、その1年をどう測ろうという曲です。「どう測る」というと若干伝わりにくいかもしれませんが、この1年はあなたにとってどうだったかと尋ねられた場合に、何を基準に答えようという事だと思います。

 

 仕事、学業、趣味……色々考えられますが、この曲では愛を基準に見た場合どうだろうと提案されます。1年あれば人の心内やそれを取り巻く環境も変化する物ですが、それがどう移り変わってきたかを辿ることで、この1年を振り返ろうということのようです。

 

 愛で……とは言いますが、決して幸せなことばかりでは無く、むしろこの曲では悲しい思い出に主軸が置かれています。特に、She died (彼女は亡くなった) とある為、特に辛い1年であったことが垣間見えます。

 

 さて、この曲はRENTというミュージカルの代表曲の一つで、映画では開幕早々に主人公たち全員で歌われます。RENTは、芸術家を志す若者たちとそれらを取り巻く社会現状の1年を描いた作品です。ミュージカル公開当時の1994年辺りの時代背景を反映して、AIDSとそれによる死も話の核に関わってきます。

 

 ミュージカルのオリジナルキャストでの映画化も実現されておりますので、ご覧になったことの無い方は是非。glee のレイチェルの母親役であり、アナと雪の女王の Let It Go の歌い手でもあるイディナ・メンゼル(Idina Menzel) も出演してます。


Seasons of Love (HD)

 

 そして、この曲はgleeのフィン役であったコーリー・モンテース(Cory Monteith)がドラマの完結を待たずに亡くなり、その追悼の為に作られた話の最初に歌われました。

 
GLEE Seasons Of Love Full Performance Official Music Video HD

 

 彼が生きてた時のgleeのグランドフィナーレを見たかったです。本当に。

 

訳、言葉について

 Bridges he burned という一節が有ります。熟語でburn one's bridgeという言葉が有り、意味は「誰それの橋を焼き払う」から転じて「誰それと関係を断ち切る」という意味になりますので、Bridges he burnedは「彼が断ち切った関係」のようなニュアンスで訳せばいいかなと思います。

 

 Celebrate はいつも訳に困る単語です。「祝う」とか「褒める」とかなのですが、そのままその言葉を当てこんでしまうと、大抵その前後の単語やシチュエーションとしっくり来ないと言うか……。かといって「偲ぶ」でもないですしね。強いていうなら「今日を特別な日にする」でしょうか。多分、日本語でぴったりに表現しきれない単語の一つなのではないかなと思います。
 余談ですが「偲ぶ」を英訳したらRemember……逆に「偲ぶ」は英語でぴったり表現しきれない日本語の単語かもしれません。

 

 あと、今回は Seasons もどう訳したものかと思いました。Seasonと言うとパッと思い浮かぶのは「季節」ですが、「愛の季節」ってこの曲とはちょっと違うベクトルの表現かなと言う気がします。多分「章」とか「期間」とか「節目」が近いイメージかなと思うのですが……なんか気に食わなかったので、単語で訳すのは諦めて、意訳表現にしました。

Love Is Not Like This / California Dreams

Love Is Not Like This / California Dreams

 

Lyrics&訳

Lying on the telephone

Drive away then turn back home

Always go but never stay alone

 

電話の口ではつい誤魔化して

車でどっかへ行っちゃ戻って来ちゃ

いつもそんなだ。孤独じゃないけど

 

Wish the pain could end tonight

No one's wrong and no one's right

Oh, tell me we won't fight again

 

今夜で全部忘れたいもんだ

誰が良いとか悪いとかじゃないだろ

なあ、もうケンカは無しって言ってくれよ


Love is not like this

Love is not like no no no

Love is not like this on the radio

 

愛って違うんだな

思ってたのと違うもんだな、全く

ラジオで聴くような風には行かねぇのな

 

Love is not like this

Love is not like no no no

Love is not like this on the radio

 

難しいね、愛ってのは

上手くなんて出来ねぇ。無理無理

よく出来たお話みたいには行かねぇんだ

 

Say goodbye

Say hello

We are on and off and up and down and hot and cold


あばよ、なんて言ったり

よお、なんて言ったり

気持ち入ったり切れたり、上がったり下がったり、熱くなったり冷めたり。そんなんばっかだ

 

Could this be the way we end

Should I listen to my friends

Have we gone too far to ever mend it

 

これで終わりにした方がいいか?

ダチの皆に聴いてみた方がいいか?

なんとかしようとし過ぎてないか?

 

Sadness in the place of love

Madness in a boxing glove

Oh, is this what romance is made of

 

愛の代わりに悲しみが

拳の中には憎しみが

おい、こんなんがロマンスってやつなのか?

 

Love is not like this

Love is not like no no no

Love is not like this on the radio

 

愛ってどうしてこうなるんだ

なんで進まねぇんだ。いつもいつも

ドラマみたいに上手く行ったりしねぇんだ

 

Love is not like this

Love is not like no no no

Love is not like this on the radio

 

愛ってのは厄介なもんだな

思ってたのと全然違ぇや

よく出来たお話みたくはならねぇな

 

Say goodbye

Say hello

We are on and off and up and down and hot and cold

 

別れようって言って

やっぱやり直そうって言って

気分がONしてOFFして、上がって下がって、燃えて冷めて。繰り返してばっかだ

 

Look into each other's heart

Wondering what we'll find there

When does improvising start

All we do is stand and stare

Justifying points of view

With rationalizing

What is false and what is true

Whoa

 

お互い理解し合おうとして

何を思ってるのか分からなくなって

とりあえず何か始めようとしても

ただ立って見つめ合うしかできなくて

自分をただ正当化して

都合よく考えて

これは違う、これは正しいって

あーあ

 

Love is not like this

Love is not like no no no

Love is not like this on the radio

 

愛ってそんなんじゃねぇ

そんなんじゃ済まねぇ。ダメだダメだ

キレイごとじゃ済まねぇんだ

 

Love is not like this

Love is not like no no no

Love is not like this on the radio

 

愛ってのは違うんだ

想像してたのとは違うんだ

作られたお話みたくはならねぇんだ

 

この曲について

 テレビやラジオから聴こえてくる恋愛話。そんなのを聴いて自分の恋愛を思い描いてた主人公が、いざ自分に恋人が出来てみると、全く思うようにいかない。ケンカしたり仲直りしたり、ノリが良かったり悪かったり、機嫌が良かったりイライラしてたりと、お互いの気持ちの温度差に振り回される様子を歌った曲のようです。

 

 出だしの Lying on the telephone からして、既に恋愛のキレイじゃない部分が如実に表れています。やっぱり、とりあえず機嫌を損ねたくなかったり、後ろめたいことがあったり、そうでなくても、正直に話すと却って誤解が生まれそうだったり……多分、ここで言うウソとは、そんな物だと思われます。

 

 そして、その後ではどうも既に何度もケンカをしている様子が見えてきます。主人公はケンカなんてしたくないと思っているようですが、でもそうなっちゃうんでしょうねぇ。

 

 そんな自分の恋愛のギクシャクした部分を目の当たりにし、恋愛って自分が思っていたよりずっと難しくて、どこかで聴いたようなご都合主義のお話みたくは行かないものだなぁと痛感している様子を、サビで表現しています。自分の考えてた恋愛ってこういうものだったっけ?という問いかけと、テレビやドラマみたいに上手く行かないものなんだという悟り、この二つの気持ちを込めて「Love is not like this (on the radio)」と言うことになるようです。

 

 さて、この曲は以前Castles on Quicksand の時にもご紹介したドラマ「カリフォルニア・ドリーム(California Dreams) で歌われた一曲です。

 

 ドリームは普通のポップスのバンドですが、作中で依頼主からメタルな雰囲気のバンドが欲しいと言われ、無理矢理そんな雰囲気のコスチュームを纏って歌ったのがこの曲です。なお、この時名乗ったバンド名は「カリフォルニア・ナイトメア(カリフォルニアの悪夢)」(笑)
 曲は別にメタルという訳ではないですが、ドリームの曲の中では最も軽快なノリを持った曲ではないかなと思います。

[ドラマバージョン]

CALIFORNIA DREAMS SEASON ONE - LOVE IS NOT LIKE THIS

 

 この曲もCD収録曲となっているのですが、やはり入手困難なので、せめてYoutubeでお楽しみ頂ければと思います。

[CDバージョン]

California Dreams Love is not like this

 

訳、言葉について

 特に難しい表現は無いかなと思いますが、○○ in the place of △△だけはちょっと分かりづらいですね。「△△の代わりの○○」という意味になるのですが、△△の為の場所に、○○がいるという状態から、そういう意味合いを持ったのかなと思います。

プロフィール

笹森茂樹

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