Lyrics&訳
Lying on the telephone
Drive away then turn back home
Always go but never stay alone
電話の口ではつい誤魔化して
車でどっかへ行っちゃ戻って来ちゃ
いつもそんなだ。孤独じゃないけど
Wish the pain could end tonight
No one's wrong and no one's right
Oh, tell me we won't fight again
今夜で全部忘れたいもんだ
誰が良いとか悪いとかじゃないだろ
なあ、もうケンカは無しって言ってくれよ
Love is not like this
Love is not like no no no
Love is not like this on the radio
愛って違うんだな
思ってたのと違うもんだな、全く
ラジオで聴くような風には行かねぇのな
Love is not like this
Love is not like no no no
Love is not like this on the radio
難しいね、愛ってのは
上手くなんて出来ねぇ。無理無理
よく出来たお話みたいには行かねぇんだ
Say goodbye
Say hello
We are on and off and up and down and hot and cold
あばよ、なんて言ったり
よお、なんて言ったり
気持ち入ったり切れたり、上がったり下がったり、熱くなったり冷めたり。そんなんばっかだ
Could this be the way we end
Should I listen to my friends
Have we gone too far to ever mend it
これで終わりにした方がいいか?
ダチの皆に聴いてみた方がいいか?
なんとかしようとし過ぎてないか?
Sadness in the place of love
Madness in a boxing glove
Oh, is this what romance is made of
愛の代わりに悲しみが
拳の中には憎しみが
おい、こんなんがロマンスってやつなのか?
Love is not like this
Love is not like no no no
Love is not like this on the radio
愛ってどうしてこうなるんだ
なんで進まねぇんだ。いつもいつも
ドラマみたいに上手く行ったりしねぇんだ
Love is not like this
Love is not like no no no
Love is not like this on the radio
愛ってのは厄介なもんだな
思ってたのと全然違ぇや
よく出来たお話みたくはならねぇな
Say goodbye
Say hello
We are on and off and up and down and hot and cold
別れようって言って
やっぱやり直そうって言って
気分がONしてOFFして、上がって下がって、燃えて冷めて。繰り返してばっかだ
Look into each other's heart
Wondering what we'll find there
When does improvising start
All we do is stand and stare
Justifying points of view
With rationalizing
What is false and what is true
Whoa
お互い理解し合おうとして
何を思ってるのか分からなくなって
とりあえず何か始めようとしても
ただ立って見つめ合うしかできなくて
自分をただ正当化して
都合よく考えて
これは違う、これは正しいって
あーあ
Love is not like this
Love is not like no no no
Love is not like this on the radio
愛ってそんなんじゃねぇ
そんなんじゃ済まねぇ。ダメだダメだ
キレイごとじゃ済まねぇんだ
Love is not like this
Love is not like no no no
Love is not like this on the radio
愛ってのは違うんだ
想像してたのとは違うんだ
作られたお話みたくはならねぇんだ
この曲について
テレビやラジオから聴こえてくる恋愛話。そんなのを聴いて自分の恋愛を思い描いてた主人公が、いざ自分に恋人が出来てみると、全く思うようにいかない。ケンカしたり仲直りしたり、ノリが良かったり悪かったり、機嫌が良かったりイライラしてたりと、お互いの気持ちの温度差に振り回される様子を歌った曲のようです。
出だしの Lying on the telephone からして、既に恋愛のキレイじゃない部分が如実に表れています。やっぱり、とりあえず機嫌を損ねたくなかったり、後ろめたいことがあったり、そうでなくても、正直に話すと却って誤解が生まれそうだったり……多分、ここで言うウソとは、そんな物だと思われます。
そして、その後ではどうも既に何度もケンカをしている様子が見えてきます。主人公はケンカなんてしたくないと思っているようですが、でもそうなっちゃうんでしょうねぇ。
そんな自分の恋愛のギクシャクした部分を目の当たりにし、恋愛って自分が思っていたよりずっと難しくて、どこかで聴いたようなご都合主義のお話みたくは行かないものだなぁと痛感している様子を、サビで表現しています。自分の考えてた恋愛ってこういうものだったっけ?という問いかけと、テレビやドラマみたいに上手く行かないものなんだという悟り、この二つの気持ちを込めて「Love is not like this (on the radio)」と言うことになるようです。
さて、この曲は以前Castles on Quicksand の時にもご紹介したドラマ「カリフォルニア・ドリーム(California Dreams) で歌われた一曲です。
ドリームは普通のポップスのバンドですが、作中で依頼主からメタルな雰囲気のバンドが欲しいと言われ、無理矢理そんな雰囲気のコスチュームを纏って歌ったのがこの曲です。なお、この時名乗ったバンド名は「カリフォルニア・ナイトメア(カリフォルニアの悪夢)」(笑)
曲は別にメタルという訳ではないですが、ドリームの曲の中では最も軽快なノリを持った曲ではないかなと思います。
[ドラマバージョン]
CALIFORNIA DREAMS SEASON ONE - LOVE IS NOT LIKE THIS
この曲もCD収録曲となっているのですが、やはり入手困難なので、せめてYoutubeでお楽しみ頂ければと思います。
[CDバージョン]
California Dreams Love is not like this
訳、言葉について
特に難しい表現は無いかなと思いますが、○○ in the place of △△だけはちょっと分かりづらいですね。「△△の代わりの○○」という意味になるのですが、△△の為の場所に、○○がいるという状態から、そういう意味合いを持ったのかなと思います。