Lyrics&訳
When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only light we'll see
夜が来ると
大地も暗く
月明かりだけが、僕らに映る
No, I won't be afraid
Oh, I won't be afraid
Just as long as you stand, stand by me
怖くなんかない
恐れちゃいない
君が立っている限り。僕の側に
So darlin', darlin'
Stand by me, oh, stand by me
Oh, stand, stand by me
Stand by me
そう、大切な君が
僕の横に立っているなら
ああ、そうだ。立っていてくれ
僕の側に
If the sky that we look upon
Should tumble and fall
Or the mountain should crumble to the sea
もし、僕らが見上げた空が
崩れ落ちることになったとして
山が砕けて海と化すことになったとして
I won't cry, I won't cry
No, I won't shed a tear
Just as long as you stand, stand by me
泣きはしない。泣いたりしない
そう、涙は流さない
君が立っている限り。僕の傍に
And darlin', darlin'
Stand by me, oh, stand by me
Oh, stand now, stand by me
Stand by me
そう、大切な君が
僕の隣に居るなら。居てくれるなら
だから今、ここに居てくれ
僕の側に
Darlin', darlin'
Stand by me, oh, stand by me
Oh, stand now, stand by me
Stand by me
そう。大切な君だから
僕の隣に、僕と一緒に
ここに立って、傍に居て欲しい
傍に居ればいい
Whenever you're in trouble, won't you stand by me?
Oh, stand by me
Won't you stand now?
Oh, stand, stand by me
そうさ君に何か有っても、僕の横に居ればいい
ああ、僕の隣に
そうだろ?
だから立って。この僕の側で
この曲について
寂しいとき、不安な時にも、大切な人がいれば大丈夫。だから傍に居て欲しい。そんな曲だと思っていたのですが、最後の最後に仕掛けが有りましたね。こういうのは大好物です(笑)
最初、この主人公は、自分が不安な時に、自分の傍に立っていてほしい。傍に居てくれる限り、自分は怖くもないし、泣いたりすることもないと、相手が自分にとって支えになってくれる人なんだということを伝えます。そんな、「傍に居て欲しい」という気持ちを込めた言葉が、タイトルの「Stand By Me」ということなんですねぇ。
……と、歌の方向性に納得感が出しておいたところで、最後にちょっとだけ違う場面展開になるわけですね。そんな大切な君が、何か問題を抱えてしまった時のことが語られます。ではそんな時どうするか。その答えも「傍に居て欲しい」、つまりは「stand by me」なんですね。
文字だけで見れば同じ stand by me ですが、そこに込められた想いの方向は「自分を独りにしないで欲しい」と「相手が独りにならないで欲しい」の二つが重ねられているという点が、この曲の一番の楽しみどころでしょうね。
さて、この曲は皆さんご存知、1986年の映画「スタンド・バイ・ミー」の主題歌として使われました。が、楽曲のリリースはそれより遥かに遡り、1961年となるそうで、映画のヒットによりリバイバルヒットしたということのようです。
色んなカバーバージョンが有りますが、有名なのはジョン・レノン(John Lennon)のものでしょうか。
訳、言葉について
tumble は「崩れる」とか「転落する」という意味の言葉です。
crumble は、「砕く」とか「粉にする」という意味の言葉ですが、crumble to ~ となると、「砕けて~になる」というニュアンスで使えるそうです。