さて、この曲はなんて言ってるのだろう

英語は苦手ですが、洋楽を和訳しながらあれこれ意味を調べたり考えたりするのは好きなので、その勢いで書いています。
意訳と偏見だらけですが、ご容赦ください。

Work From Home / Fifth Harmony

Work From Home / Fifth Harmony

 

Lyrics&訳

I ain't worried 'bout nothin', I ain't wearin' na nada

I'm sittin' pretty, impatient, but I know you gotta

Put in them hours, I'mma make it harder

I'm sending pic after picture, I'mma get you fired

 

何にも気にしちゃいないの。何にも着てないけどさ

安泰よ。っていうか隔離患者。でもいつもそう。あなたは

またシフトを入れてるに決まってる。いい加減にして

あの写真を何度も送るの。いっそクビになればいい

 

I know you're always on the night shift

But I can't stand these nights alone

And I don't need no explanation

'Cause baby, you're the boss at home

 

いつも夜の仕事なのは分かってる

でももう一人の夜なんてイヤなの

言い訳なんて聞きたくもない

よく考えて、家じゃあなたが一番エラいの

 

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

But you gotta put in work, work, work, work, work, work, work

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

Let my body do the work, work, work, work, work, work, work, work

We can work from home, oh, oh, oh-oh

We can work from home, oh, oh, oh-oh

 

行く必要あるの、シゴトに……シゴトに……

でもまた忙しいんでしょ、シゴトで……シゴトで……

行かなくてもあるでしょ、シゴトが……シゴトが……

私にもさせてよ、シゴトを……シゴトを……

家でできるじゃない。シゴトは……

私とできるじゃない。シゴトは……

 

Let's put it into motion, I'mma give you a promotion

I'll make it feel like a vacay, turn the bed into an ocean

We don't need nobody, I just need your body

Nothin' but sheets in between us, ain't no getting off early

 

その気を見せてよ。出世だって考えてあげる

私って言う長期休暇に、ベッドって言うビーチで過ごすの

誰もいらない。ただあなたがいればいいの

シーツ以外何も無いの、早退なんて認めないわ

 

I know you're always on the night shift

But I can't stand these nights alone

And I don't need no explanation

'Cause baby, you're the boss at home

 

夜の仕事なんて分かってる

でももう、独りの夜は限界なの

言い訳なんてどうでもいい

だってそうでしょ。家じゃあなたが主でしょ

 

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

But you gotta put in work, work, work, work, work, work, work

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

Let my body do the work, work, work, work, work, work, work, work

We can work from home, oh, oh, oh-oh

We can work from home, oh, oh, oh-oh

 

行く必要あるの、シゴトに……シゴトに……

でもまた忙しいんでしょ、シゴトで……シゴトで……

行かなくてもあるでしょ、シゴトが……シゴトが……

私にもさせてよ、シゴトを……シゴトを……

家でできるじゃない。シゴトは……

私とできるじゃない。シゴトは……

 

Girl, go to work for me

Can you make it clap, no hands for me?

Take it to the ground, pick it up for me

Look back at it all over me

Put in work like my timesheet

She ride it like a '63

I'mma buy her no Celine

Let her ride in a foreign with me

 

さあ、おシゴト始めようぜ

イイ音鳴らせるか?手のコトじゃねぇぜ

ソイツを下げたり上げたりすりゃいいんだ

俺の上で振り返ってな

俺と同じくらいシゴト入れろって

63年式がお好みのアイツだ

買ってやるのはセリーヌのバッグじゃねぇ

外車でドライブさせてやるのさ。俺を乗せてな

 

Oh, she the bae, I'm her boo

And she down to break the rules

Ride or die, she gon' go

I won't judge, she finesse

I pipe up, she take that

Putting overtime on your body

 

アイツは俺ので、俺はヤツのだ

酒かっくらってオキテ破りのアイツ

ノるかソるか、そう言うヤツさ

悪ぃとは言わねぇ。ベテランだしな

俺は歌う、アイツ受け取る

さあ、お前の身体で残業といくか

 

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

But you gotta put in work, work, work, work, work, work, work

You don't gotta go to work, work, work, work, work, work, work

Let my body do the work, work, work, work, work, work, work, work

We can work from home, oh, oh, oh-oh

We can work from home, oh, oh, oh-oh

Yeah, we can work from home

Yeah, we can work from home

Yeah

 

行く必要あるの、シゴトに……シゴトに……

でもまた忙しいんでしょ、シゴトで……シゴトで……

行かなくてもあるでしょ、シゴトが……シゴトが……

私にもさせてよ、シゴトを……シゴトを……

家でできるじゃない。シゴトは……

二人でできるじゃない。シゴトは……

ねえ、家でいいじゃない、シゴトなら

二人ですればいいじゃない、シゴトなら

ねえ

 

この曲について

 最初は、普通に仕事から戻ってこない恋人に文句を言うという、いわゆる「私と仕事とどっちが大事なの?」という曲かなと思ったのですが、なんかちょっと違いましたね。

 

 曲の冒頭を見る限り、主人公は何か不自由を感じている訳ではないようです。しかし恋人は毎晩仕事に出かけている為、毎晩独りで過ごさなければならないことには大分不満を募らせているようです。いっそクビになってしまえば良いと思っているようですね。家ならあなたが私の上司なんだからとまで言ってます。

 

 そしてサビですが、ここでは Work が二つの意味を持ってますね。一つは仕事。そしてもう一つはおシゴト……自分との情事ですね。わざわざ外に出かけなくても、家にだってシゴトはあるでしょという、相手をちょっと寂しげに責めるような件になっています。

 

 そして2番では、自分の所で「働く」のなら、出世もバカンスも好きにできると、ヘッドハンティングみたいな言葉で恋人に呼びかけます。テーマが Work なので、こういった仕事に関する言葉が散りばめられているのもこの曲の楽しみ所の一つですね。

 

 ここまで読み進めたところで、「まあ、そうは言っても、いくら何でも仕事をそうそう簡単にやめるわけにもいかないでしょう」という気分にもさせられる歌詞なのですが、この後に続く恋人側のシーンと思われる、タイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)のパートで、思わぬ方向に状況が変わります。

 

 ここは「You」と「She」をどう読むかで違ってくるのですが、これまでの歌詞の流れからすると「You」はお客さん、「She」は主人公なのではないかと思われます。となると、どうもこの主人公の恋人の仕事というのも、自分の体を使って女性を悦ばせるといったもののようで……
 そうなるとこの男は、それで稼いだ金で、主人公に不自由ない生活を与えているというような構図でしょうか。冒頭で主人公が言っている、暮らしは安定しているけど、恋人は仕事をクビになってしまえば良い……という言葉も、ここまで読み進めると当初とは大分違った印象になりますね。

 

 ということでこの曲、最初は Work と言う言葉に「仕事」と「情事」二つの意味を持たせて対比させている点に楽しみ所がある曲……と思わせておいて、最後まで聴いてみると、実は最初から最後まで徹頭徹尾「情事」の意味で使われていたと判明する点が、本当の楽しみ所なのかなと思います。

 

 さて、この曲はフィフス・ハーモニー(Fifth Harmony)と、前述のタイ・ダラー・サインで歌われた曲で、2016年にリリースされています。このポツン、ポツンと水を打って波紋が広がるようなサウンドがとても心地よくて良いですね。


Fifth Harmony - Work from Home ft. Ty Dolla $ign

訳、言葉について

 タイトルに因んで、仕事に関係する言葉が多いですね。折角なので特集してみたいと思います。

 

 まず Fire ですが、特に受け身で使って「仕事をクビになる」という意味で使用されます。You're fired! は、アメリカの映画やドラマでも良く耳にする台詞です。

 

 Night shift は「夜勤」、もしくは「夜勤労働者」を指す言葉です。なお、通常勤務は Graveyard shift と言うそうです。

 

 Boss は既に日本語化していますが「上司」のことです。

 

 タイトルでもある Work from home は、「在宅勤務」のことを指します。昨今のインターネットとペーパーレスの普及により、わざわざオフィスに行かなくても自宅で働けるようになった為、注目されている勤務形態でもありますね。

 

 Promotion は、「昇進」「昇格」「出世」等を意味する言葉です。日常会話では「奨励する」とか「後押し」するという意味でも使えます。プロモーション・ビデオなどは後者の例ですね。

 

 Vacay は Vacation の口語表現で、「長期休暇」の意味となります。

 

 Get off early で「早く仕事を切り上げること」という意味になります。

 

 Put in work は「頑張って仕事をする」という意味です。また、別の意味で「裏の稼業に勤しむ」という意味で使われることもあるそうです。今回はどっちでしょうね~

 

 Timesheet は、日本では「タイムカード」と呼ばれるアレです。とは言っても、最近あるんでしょうか、アレ……

 

 Overtime は、日本ではおなじみ(?)の「残業」です。良く、日本人は自ら残業をするけれど、アメリカ人にはそんな考えはない……と言われてますが、その割にアメリカのドラマって結構、残業のシーン有りますよね?

Private Eyes / Daryl Hall & John Oates

Private Eyes / Daryl Hall & John Oates

 

Lyrics&訳

I see you, you see me

Watch you blowing the lines when you're making a scene

Oh girl, you've got to know what my head overlooks

The senses will show to my heart

 

俺は君を見てる、君も俺を見てる

大騒ぎして、台詞を喚き散らす君を見てる

なあ、どう言えば俺が大目に見るか知ってるんだろ

そんな気持ちが芽生えそうさ

 

When it's watching for lies you can't escape my

 

その気持ちが嘘に目を光らせてるんだ。逃げられないさ、この

 

Private eyes they're watching you

They see your every move

Private eyes they're watching you

Private eyes they're watching you

Watching you, watching you, watching you

 

違和感ってやつからはな。ちゃんと見てるぜ

君の仕草も全て見てる

頭のてっぺんから足の先まで

おかしなところが無いかってな

その目の奥を、その顔の意味を、その心の底を

 

You play with words you play with love

You can twist it around baby that ain't enough

'Cause girl I'm gonna know

If you're letting me in or letting me go don't lie

 

君は言葉ではぐらかす。愛を餌にして弄ぶ

穴だらけのそいつを巻き付けてくる

なあ、もう大体わかっちまったよ

俺を受け入れるのか、オサラバするのか。嘘はナシだ

 

When you're hurting inside 'cause you can't escape my

 

追い詰められて心が痛むならな。この俺の

 

Private eyes they're watching you

They see your every move baby

Private eyes they're watching you

Private eyes they're watching you

Watching you, watching you, watching you

 

猜疑心ってやつでな。見てるんだ

何をするのも全部見てるさ

昨日のアレは何だったのか

今日も何か隠してないかってな

その髪も、その爪も、その胸元も

 

Ooh why you try to put up a front for me

I'm a spy but on your side you see

Slip on, into any disguise

I'll still know you look into my

 

なに自分を良く見せようとしてるんだ

傍に居るが、本当はスパイなのさ

どんな変装もお手のもんさ

俺の腹を探ってるなんてのはお見通しだ

 

Private eyes they're watching you

They see your every move oh baby

Private eyes they're watching you

Private eyes they're watching you

 

そう、探偵ってやつさ。見抜いてやるよ

些細な動き、何気ない言葉からも

この目がお前を見続ける

お前を捉え続ける

 

Private eyes they're watching you

They see your every move they see you

Private eyes they're watching you

Private eyes they're watching you

 

小さな証拠も見過ごさないさ

その目の動き、息遣いも

見張り続ける

疑い続ける

 

Private eyes watching you

They see your every move they see you

Private eyes they're watching you

Your private eyes they're watching you

 

どんな嘘も隠せやしない

その声色も、選んだ言葉も

暴いてみせる

何処に居ようと、この目は見てる

 

この曲について

 この歌詞を見た時、Every Breath You Take を真っ先に思い出しました。パッと見、あの曲と同じストーカーソングです。

 

 しかし、読み進めているうちにちょっと違うかなと思いました。Every Breath You Take は「君をずっと見続けているよ」と、ただひたすら相手をしつこく湿っぽく不気味に見続ける内容ですが、こちらは「君を常に注意深く監視して、その化けの皮を剥がしてやるぞ」と、攻撃的に相手を追い詰める印象の強い曲に思えます。Every Breath You Take がストーカーの曲なら、この曲は調査員と言ったところですね。

 

 この主人公は、相手に対して何やらいろいろ怪しんでいる様子が1番の時点で伺えます。恐らく過去に何度も相手を問い詰めることがあって、その度に相手に良いように丸め込まれてたのでしょうね。そしてそんなことが続くうちに、自分をあしらうコツのような物を掴まれてしまっており、自分がナメられているのだなと思い始めているようです。

 

 そして、そんな気持ちから、相手を常に疑いの目で見るようになってしまい、相手の言葉の裏にある真実や、心の奥底の性根といった物を暴こうと、常に相手にセンサーを張るようになります。そんな、相手に完全に信用を無くしているこの状態を、私立探偵(Private eyes)と例えたのでしょうね。

 

 さて、この曲は1981年にダリル・ホール&ジョン・オーツ(Daryl Hall & John Oates)によって歌われた歌です。って、Every Breath You Takeよりこっちの曲の方が先だったんですね。

 CMでお馴染みの曲なので、内容もタイトルも知らなくても、聴けば「ああ」と思いだして頂ける曲なのではないでしょうか。僕も訳すまでこんな曲だとは思いませんでしたが……


Daryl Hall & John Oates - Private Eyes

訳、言葉について

 Make a scene は、醜態を晒すとか、みっともないところを見せるという意味の言葉です。この曲で使われているシーンを見ると、恐らく恥も外聞も無く文句を言いまくっているのでしょうね。

 

 Overlook は少し色んな意味を持っている言葉ですが、「見過ごす」とか、そこから派生して「大目に見る」という意味で使われます。

 

 この曲のタイトルでもある Private eyes は、私立探偵を意味する言葉です。探偵と言えば Detective を思い浮かべる人もいると思いますが、意味は同じとみて良いようです。

 

 Put up a front は格好つける意味です。front の前に形容詞を付けることで「~風に振る舞う」という使い方も可能です。

Sweet Caroline / Neil Diamond 他多数

Sweet Caroline / Neil Diamond

 

Lyrics&訳

Where it began

I can't begin to knowin'

But then I know it's growing strong

 

いつからだろう

思い出せないや

でも、確かに日に日に強くなっている

 

Was in the spring

And spring became the summer

Who'd have believed you'd come along

 

あれは春だったな

春から夏に変わる季節だ

君という人が現れるなんて、誰も思ってなかった

 

Hands

Touchin' hands

Reachin' out

Touchin' me

Touchin' you

 

この両手

触れ合おう

手を伸ばすんだ

僕に向かって

君に向かって

 

Sweet Caroline

Good times never seemed so good

I've been inclined

To believe they never would

But now I

 

可愛らしいキャロライン

素晴らしい時は、そうとは分からないものだって

今はずっとこう思っている

必ずしも、そんなことは無いなって

でも、僕はまだ

 

Look at the night

And it don't seem so lonely

We fill it up with only two

 

この夜を見てごらん

空っぽには見えないだろう

満たされてるんだよ。君と僕とで

 

And when I hurt

Hurtin' runs off my shoulders

How can I hurt when holding you?

 

辛いと感じることがあっても

肩からすぐに抜けていくんだ

君を抱きしめながら辛くなるなんて出来やしない

 

Warm

Touchin' warm

Reachin' out

Touchin' me

Touchin' you

 

その温もり

触れていたい温もり

手を伸ばして

僕にその手を

君にこの手を

 

Sweet Caroline

Good times never seemed so good

I've been inclined

To believe they never would

Oh, Lord, no

 

大好きなキャロライン

大切なものほど見過ごしてしまうものだって

そう思ってたけど、今は違う

ちゃんと気づくことだってできるって

ああ神様、そうでしょう

 

Sweet Caroline

Good times never seemed so good

Sweet Caroline

I believe they never could

Sweet Caroline

Good times never seemed so good

 

愛しいキャロライン

幸せは傍に在って気付かない物だって

愛すべきキャロライン

でもそんなことはあり得ないよ

愛してるんだキャロライン

この毎日が愛しいことに気付けないだなんてさ

 

この曲について

 キャロラインという女性に、一途に惚れ込んだ様子が歌われている曲と捉えて良いと思います。ただ、この主人公、最初から恋心を持っていたわけではないようで、気が付いたら大好きになっていたという事みたいです。知り合ってからある程度の時間の経過が見られるので、ここは幼馴染とか、学校のクラスがずっと同じとか、人によっていろんなシチュエーションが想像出来るでしょうね。

 

 また、これは歌詞と曲から読み取るべき内容では無いですが、実はこのキャロラインは、当時のジョン・F・ケネディ(John F Kennedy)の愛娘であるキャロライン・ケネディ(Caroline Kennedy)の事であるということが、ここ数年で分かっています。その為、恋人に捧げる曲としてだけでなく、例えば自分の娘に対して歌った歌として捉えることも出来ると思います。

 

 さて、この曲は1969年にニール・ダイヤモンド(Neil Diamond)によって歌われた曲です。聞いた話ですが、とてもアメリカ国民に愛されている曲のようで、この曲が始まると皆で大合唱が始まるとか。


Neil Diamond - Sweet Caroline (Stereo!)

 

 勿論、数多くのアーティストにカバーされており、中でもフランク・シナトラ(Frank Sinatra)のものが有名に思えます。


Sweet Caroline - Frank Sinatra

 

 エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)も歌ってますね。


Elvis - Sweet Caroline (THE HIGHEST audio quality) HD

 

 そして、glee でもこの曲はパックの最初のギグシーンで歌われました。同じユダヤ系のレイチェルを口説く為に、俺歌えるんだぜアピールをする為に使われたのがこの曲です。


Sweet Caroline (Glee)

 パック役であったマーク・サリング(Mark Salling)の御冥福をお祈りします。

 

訳、言葉について

 Good times never seemed so good は、直訳すると「良い時間達は、決して良くは見えない」となります。これは、今が実は幸せであることに人は気付けないことを表した諺のような物と思われます。

 

 また、その後に有る I've been inclined to believe they never would ですが、まず Inclined は心が傾く様子を表す単語なので、I've been inclined となると、「ある時から心が傾き始めた」となります。
 では何に傾き始めたのかというのが To believe they never would です。意味は「決してそうはならないと信じること」となります。
 そして、ではどうならないと信じるのかという事ですが、これは先ほどの Good times never seemed so good のことを指していると思われます。なので、総合すると「今が良い時間だって気付くことだってできるんだ」という事を解釈すれば良いと思われます。

Pride / American Authors

Pride / American Authors

 

Lyrics&訳

My home don't feel the same

Last year flew by goodbye to the good vibes

What we thought were the best times

Nights out with the people I love

 

俺の家。まるで別物になっちまった

去年の景色は飛んでっちまった。アバヨってな

俺達が感じた最高の時間

最高の奴とつるんだ夜の数々

 

Now I'm lost in the neighborhood

That raised me, praised me, made me who I am

But my father was twice the man

And now that pain's resurfacing

 

今、家の近くで道に迷っちまってる

俺って人間を育み、慈しみ、作り上げた場所だってのに

親父だけは馬鹿みたいに元気でさ

ああ、昔の傷が浮かび上がってきやがった

 

Brooklyn don't feel the same

Maybe I'm the one who changed or the one to blame

Another drink down the drain

Ten more before I get on that plane

 

ブルックリンも変わっちまった

いや、変わっちまったのは俺か。アイツのせいでな

捨てられた酒でお代わりだ

10杯くらい行くか、飛行機に乗るまで

 

I swear I knew just what to say

It's all there on the tip of my tongue

But I don't feel good enough for anyone

But I won't unfold I know cause

 

嘘じゃねぇ、言うべきことは分かってた

喉まで出かかってるのを堪えてるだけだ

だが、何一つ満足しちゃいねぇ

でも、理由を教えるつもりもねぇ

 

I-I-I-I got this feeling

 

決めちまったからな

 

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

I ain't never letting go, I ain't never ever, I ain't never ever gonna sell my soul

I-I-I-I got this feeling

I-I-I got this feeling

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

 

諦めねえ。絶対ぇ、絶対ぇ、このプライドを諦めねぇ

手放さねえ。絶対ぇ、絶対ぇ、この魂は売り渡さねぇ

この想い

この信念

諦めねえ。絶対ぇ、絶対ぇ、このプライドは

 

Pushed out of the family tree

Upside down, but it was a good life

I fell hard for the wine in France

I didn't call you back cause I was learning to dance

 

俺はもう家族じゃなくなっちまった

ごたごたしてたが、まあ悪かなかったさ

フランスのワインに惚れちまうわ

ダンスに明け暮れるわで連絡もナシだったしな

 

And just who I'd become

It's all there on the tip of my tongue

Wish I was good enough for anyone

No, I won't unfold I know cause

 

そうなっちまってたんだ。仕方ねぇだろ

俺だって言いたいことは山ほどあるさ

嫌な奴なんていない世界であって欲しかった

いや、皆まで言うつもりはねぇ

 

I-I-I-I got this feeling

 

心は決まっちまった

 

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

I ain't never letting go, I ain't never ever, I ain't never ever gonna sell my soul

I-I-I-I got this feeling

I-I-I got this feeling

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

 

諦めるもんかよ。何されようが、何言われようがこのプライドは

手放すもんかよ。雨が降ろうが、槍が降ろうがこの魂は

腹は決まった

決めちまった

諦めるもんかよ。何が起ころうが、誰に邪魔されようがこのプライドは

 

Take or leave who I am

Cause this is me

 

こんな俺だ。付き合うのも離れるのも好きにしな

これが俺なんだ

 

Like a fish out of water

Do I belong here?

But I'm never gonna lose, I'm never giving up my pride

I'm lost in the ocean

Like a note in a bottle

But I'm never gonna lose, I'm never giving up my pride

 

打ち上げられた魚みてぇに

どこにも行けずにもがいてろって?

悪ぃが負け犬はゴメンだ。俺は手前ぇを捨てたりしねぇ

海を彷徨ってる

手紙の入った空き瓶みてぇに

だが負けたままでいるつもりはねぇ。俺は自分を見捨てねぇ

 

This is me, who I am

 

これが俺の生き様って奴よ

 

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

I ain't never letting go, I ain't never ever, I ain't never ever gonna sell my soul

I-I-I-I got this feeling

I-I-I got this feeling

I ain't never giving up, I ain't never ever, I ain't never ever giving up my pride

 

諦めてたまるか。絶対ぇにだ。このプライドを諦めてたまるか

手放してたまるか。死んでもだ。この魂を売り渡してたまるか

道は見えた

迷いはねぇ

諦めてたまるか。この世が終わろうと、このプライドは守り抜く

 

Take or leave who I am

Cause this is me

 

離れてくれたっていいさ。こんな奴なんだ

ああ、これが俺なんだ

 

この曲について

 うーん……今回は正直言って、訳から見える映像には全く自信がありません。1行1行はまあ訳せるのですが、それが全体を通してどういうシチュエーションとしてで捉えられるべきなのかが、いまいち確信が持てませんでした。ちょっと、Landslideを訳した時を思い出します。

 

 まず1番ですが、自分の家が去年までとは何だか別物になってしまったようだと言っているようです。そして、昔から慣れ親しんだ街並みも、まるで道に迷ってしまったかのように、同じものとは思えなくなってしまった……と言っているようです。そしてどうも、それは誰かのせいでそうなってしまったようですね。

 

 問題は、それが誰?という事なのですが、この1番の中には一人だけ具体的な人物が描かれています。自分の父親です。その為、1番が終わった時点で、そこはかとなく「ああ、この主人公は、親父さんと何かあったのかしら」という仮説が立てられるのかなと思います。

 

 そして、そこからサビなのですが、ここではとにかく、自分のプライドと魂は手放さないと何度も何度も宣言します。自分に必死に言い聞かせていると言っても良いかもしれません。1番の歌詞とどう繋げるかを探りたい物なのですが、サビは本当にこれしか言っていないので、まずはここは保留ですね。

 

 そして2番ですが、この冒頭で「自分は家系図の外に押しやられた」と言っています。つまり、家族から離れてしまったという事でしょうね。これでどうも、1番で立てた仮説はどうも正しそうに見えてきます。そして、どうも主人公は酒だのダンスだのに夢中になりすぎて、それが元で親父さんと大喧嘩でもしたのかなと思います。
 そしてその結果、この主人公は家を出て行く決心をしたんでしょうね。自分に理解を示さない親と縁を切り、自分が誰にも染められない自分である為に、一人で旅に出る様子が見える気がします。いや~、若いですねぇ。

 

 ……と、書いては見たのですが、とにかく意味が掴みにくい言葉、前後が繋がりにくい文体(に自分には見える)の為、ちょっと自信はありません(^^;)

 

 さて、この曲は2015年にアメリカン・オーサーズ(American Authors)によって歌われた歌で、以前ご紹介した曲と同名のアルバム What We Live For に収録されています。カントリーとロックにちょっとアフリカンなテイストを加えたような曲で、いかにも都会を捨てて放浪に出るシーンにピッタリだなぁと思います。



American Authors - Pride

 American Authors、もうちょっと日本でメジャーにならないかなぁ……割と古い年代の方にも受け入れられそうな気がするのですが。

 

訳、言葉について

 久しぶりに四苦八苦しました。一般的な文法から離れた言い回しが多く、もしかしたら間違っているところもあるかもしれません。

 

 My home don't feel the same ですが……えっと、Home は可算名詞なので、本当はdoesn't にはならなくてはいけないのかなと思うのですが、以前こちらの記事でもお話した通り、歌の世界ではリズムを重視するために、本来 does や doesn't を使用するところを、do や don't を使うことがあるので、どっちでもいいかなと思います。
 それよりも、これを直訳すると「自分の家 "が" 何か違うと感じる」となり、家が擬人化されているように見えてしまう点の方が気にはなります。もしかしたら、home と don't の間に that I が省略されているのかもしれないなと思い(そんな略し方があるのか分かりませんが)、あくまで主語は I で訳しました。

 

 The good vibes ですが、vibes が「~な感覚」「~な感じ」というニュアンスで使うことが有る為、The good vibes で「良い感じに」という具合に捉えればいいのかなと思います。

 

 Praised me の Praise は、本来「讃える」とか「褒める」という言葉です。ですが、ここは恐らく前後のraised、made との韻踏みを意識して採用された言葉という風合いが強いように思えます。なので、このPraisedは「大事にしてくれた」ぐらいの意味で捉えた方が、前後の文とのイメージの繋がりとしてはしっくりくるのかなと思い、そのように訳してみました。

 

 On the tip of my tongue は、直訳で「私の舌に乗っているとがった物」となりますが、日本語で言うところの「(言葉が)喉まで出かかっている」様子を表す言葉です。

 

 My father was twice the man ですが、Be twice the man で「以前にも増して元気な」という意味の言葉になるそうです。なので、全体を訳すと「私の父親は以前にも増して元気だった」となるのかなと思います。

 

 unfold は前回の記事で「閉じていたものが開く様子」という意味で出てきたばかりですが、今回の意味は違い「打ち明ける」という意味で使われています。

 

 Give up は既に日本語でも定着しているギブアップですね。「途中でやめる」「諦める」の意味です。

 

 Take or leave は、「一緒に居てくれても離れてくれても構わない。好きにして」というニュアンスで捉えました。ミュージカル「RENT」の中の一曲に「Take Me Or Leave Me」という曲が有り、この意味は「一緒になるのか、別れるのか、どっちかにして」となりますので、それと同じようなニュアンスでしょうか。

プロフィール

笹森茂樹

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