さて、この曲はなんて言ってるのだろう

英語は苦手ですが、洋楽を和訳しながらあれこれ意味を調べたり考えたりするのは好きなので、その勢いで書いています。
意訳と偏見だらけですが、ご容赦ください。

Waving Through a Window / Dear Evan Hansen

Waving Through a Window / Dear Evan Hansen

Lyrics&訳

I've learned to slam on the brake

Before I even turn the key

Before I make the mistake

Before I lead with the worst of me

 

急ブレーキを覚えてしまった

まだ鍵すら回す前から

何かやらかしてしまう前に

無様な自分を晒す前に

 

Give them no reason to stare

No slipping up if you slip away

So I got nothing to share

No, I got nothing to say

 

目立つことはしちゃいけない

そっと居なくなれば失敗することも無いさ

そうだね、僕は誰からも相手にされてない

何か言葉を口にすることもない

 

Step out, step out of the sun

If you keep getting burned

Step out, step out of the sun

Because you've learned, because you've learned

 

離れろ。離れるんだ。陽の当たる場所から

火傷の痛みが残っているならな

急げ。急ぐんだ。陽の光の外へ

だってそう学んだ筈だろ。解かっている筈だろ

 

On the outside, always looking in

Will I ever be more than I've always been?

'Cause I'm tap, tap, tapping on the glass

I'm waving through a window

I try to speak, but nobody can hear

So I wait around for an answer to appear

While I'm watch, watch, watching people pass

I'm waving through a window, oh

Can anybody see, is anybody waving back at me?

 

離れた場所から、いつも外を気にしている

これから先も、このままなのかな

ほら、ガラスを何度も叩いて

窓越しに手を振っているのに

話しかけてみても、誰の耳にも聞こえない

ここで答えが出るのを待つだけ

道往く人を眺めながら

窓の外から手を振ってみるけど

誰か見えないかな?手を振り返してくれる人はいないかな?

 

We start with stars in our eyes

We start believing that we belong

But every sun doesn't rise

And no one tells you where you went wrong

 

最初は目の中に光を湛えていたよね

最初は皆と一緒だって思ってたよな

でもいつも太陽が昇るとは限らないし

道に迷ったお前を導く人もいなかった

 

Step out, step out of the sun

If you keep getting burned

Step out, step out of the sun

Because you've learned, because you've learned

 

忘れろ。忘れるんだ。お日様の温もりなんて

そいつはお前の火傷をひどくするだけだぞ

隠れろ。隠れるんだ。太陽の届かない所へ

そうさ、解かってる筈だろ。解かってしまった筈だろ

 

On the outside, always looking in

Will I ever be more than I've always been?

'Cause I'm tap, tap, tapping on the glass

Waving through a window

I try to speak, but nobody can hear

So I wait around for an answer to appear

While I'm watch, watch, watching people pass

Waving through a window, oh

Can anybody see, is anybody waving?

 

皆の中に入れずに、ここから横目で眺めてる

これから先も変わらないのかな

窓のガラスを叩きながら

皆に向かって手を振ってるのに

上げてみた声だって、誰の耳にも届かない

ここで答えが出るのを待ちながら

道往く人達を眺めながら

彼らに手を振ってみるけど

見てくれる人も、手を振ってくれる人だって

 

When you're falling in a forest and there's nobody around

Do you ever really crash, or even make a sound?

When you're falling in a forest and there's nobody around

Do you ever really crash, or even make a sound?

When you're falling in a forest and there's nobody around

Do you ever really crash, or even make a sound?

When you're falling in a forest and there's nobody around

Do you ever really crash, or even make a sound?

Did I even make a sound?

Did I even make a sound?

It's like I never made a sound

Will I ever make a sound?

 

お前が森の中で木から落ちて、その時周りに誰も居なかったとしてだ

それは本当にまずいことなのか?実は物音一つ立っていないんじゃないか?

もう一度言うぞ。お前が木から落ちたとして、周りに誰一人居なかったのなら

それは何も無かったってことと同じじゃないか?誰もその音すら聞いていないんだ

もし仮にお前が怪我をしたとしても、誰も周りに居ないのだったら

それが一体何だって言うんだ?誰の何に影響するんだ?

そうさ、お前の身に何かあっても、誰もお前の周りにいないんだったら

世の中からしたらどうでもいいことだろ?誰一人気付けないんだ

僕は音すら立てていなかったのか

僕は音すら立てることができなかったのか

それってずっと、気付いてすら貰えてなかったってことか

いつか音を立てられるだろうか

 

On the outside, always looking in

Will I ever be more than I've always been?

'Cause I'm tap, tap, tapping on the glass

Waving through a window

I try to speak, but nobody can hear

So I wait around for an answer to appear

While I'm watch, watch, watching people pass

Waving through a window, oh

Can anybody see, is anybody waving back at me?

Is anybody waving?

Waving, waving, whoa-oh, whoa-oh-oh-oh

 

皆の輪から外れた場所で、何度も何度も皆を見ている

いつもこうだ。いつまでこうなんだ

何度もこのガラスを叩いてるじゃないか

ずっとこの窓から手を振ってるじゃないか

話しかけてみたって、声すら皆に届いてくれない

どうすればいいって言うんだ。何もできずに

ただ沢山の人が過ぎて往くのを眺めながら

皆に向かって手だけは振ってみるけど

誰にも見えない?誰も手を振り返してくれない?

たったの一人も?

誰か手を振り返してよ。誰でもいいから

 

この曲について

 最初にお断りしておきますと、この曲は「ディア・エヴァン・ハンセン(Dear Evan Hansen)」という、アメリカのミュージカルの中の一曲ですが、僕はまだこのミュージカルを見たことは有りません(※昨年アメリカで公演されたばかりなので、当然なのですが……)。なので、オフィシャルサイトやWikipediaで得たあらすじしか知らない中での解釈となり、正直どこまで曲の内容を表現できているかが自分でも疑問なのですが、少なくとも自分にとってこういう曲に映った……という体で進めさせて頂ければと思います。

 

 まず、歌詞に I という一人称と、You、Weという二人称が入り混じるので、最初は主人公のエヴァン(Evan)から誰かに向けたメッセージなのかなと思ったのですが、歌詞とミュージカルの内容を見る限り、I も You も We も全てエヴァン自身を指していると思われます。つまりこの歌詞の向き先は全てエヴァンからエヴァンに向いているようです。

 

 少し劇の解説になりますが、エヴァンは社会不安障害を抱えており、周囲と上手く打ち解けることができずにいる17歳の少年で、そのセラピーの一環で自分で自分に手紙を出しているという背景があります。この曲中、一人称になったり二人称になったりするのは、恐らくこの前提があるからではないかと思われます。なので、心許せる誰かと一緒に居たいと思うエヴァンと、それは叶わないし叶えてはいけない望みだと諭すもう一人のエヴァンが入り混じって、こういった歌詞の運びになっているのだろうなと解釈しました。

 

 1番の1節と2節では、諦めつつもどこかで皆と一緒の輪の中に入りたいと望むエヴァンと、それを何度も試みて何度も酷く辛い目にあってきたことを覚えているエヴァン。この両者の葛藤が描かれているようです。そしていつも、人とは関わらないで済む道を最終的に選択してきたようです。

 

 しかし、2番の後、When you're falling in a forest and there's nobody around の部分ではそんな、人を避け続けてきた自分自身の存在価値に疑問が生じ始めているようです。ここの歌詞はかなり哲学めいた内容になっており、訳が正しいか今でも自信が無いのですが、多分「誰とも関わることが無いと言うのは、存在していないことと同じではないか?」という問いかけの例えだと思われます。これを4回も自問自答しており、どうもここでエヴァンは、このままでいることへの不安と焦りが急激に増しているようですね。

 

 そして最後は、窓を叩こうが手を振って呼びかけようが誰にも相手にされないことに絶望を覚え、しかしそれでも、誰でもいいから自分に気付いて欲しい、手を振って呼びかけに答えて欲しいと切望します。曲調こそ明るく軽快ですらありますが、その曲自体がエヴァンを置いてけぼりにしているような、そんなイメージが浮かぶ気がします。

 

 さて、改めてですが、この曲は2016年に公演が開始され、2017年にトニー賞のミュージカル作品賞を初め6部門で賞を獲得した、アメリカのミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」の中の一曲で、エヴァン役であるベン・プラット(Ben Platt)によって歌われています。

 


"Waving Through a Window" from the DEAR EVAN HANSEN Original Broadway Cast Recording

 

 現代のブロードウェイミュージカルの情報を収集するようなことは普段はしないのですが、たまたまOwl Cityが歌っているバージョンを耳にして一発で惚れこんでしまい、それからこのミュージカルにも興味が湧いてしまいました。
 ……とは言え、仮に本場まで見に行ったところで何言ってるか分からないと思うので、RENTやHairsprayみたいに映画化されることを待ち望んでおります。

 

 また、Owl Cityのバージョンは彼らしくテクノを取り入れた曲調になっています。大幅なアレンジという風ではないですが、オーケストラと比較して無機質で寂しい感じがところどころに出てると思います。

 


Owl City - Waving Through a Window (From Dear Evan Hansen) Lyrics [CC]

訳、言葉について

 Slamには「勢いよく叩きつける」というニュアンスがあります。その為、ブレーキの上に勢いよく叩きつける→急ブレーキを踏むということになるようです。

 

 Slip upは、「失敗する」という意味の熟語ですが、ニュアンスとしては「うっかりやらかす」という感じで使うそうです。

 

 同じくSlipを使った熟語でSlip awayとありますが、これは「席を外す」とか、「そっと抜け出す」という意味で使うようです。

 

 Step outは、「外出する」という意味と「急ぐ」という意味があります。今回はStep out of the sunとなっているので、陽の光が当たる所の外側に出ろ……つまり日陰に入れという意味と思われます。

 

 Look inは、じっと見ると言うよりは「ちらっと見る」という感じで使うようです。今回の曲ですと、皆の輪の中に入れないと思いつつも入りたいと願っているエヴァンの心情にマッチした言葉なのかなと思います。

 

 この曲のタイトルでもあるWavingですが、波を意味するWaveを動詞として捉えると「手を振る」という意味になります。なので、Waving Through A Windowで「窓越しに手を振る」となります。
 ※それにしてもこの窓はどういう窓なんでしょうね。エヴァンは左手を骨折しているので病院の窓なのか、皆のいる学校の教室の窓なのか、それとも心理的な例えなのか。

 

 そして多分、この曲を訳す上で一番の難関が、Do you ever really crash, or even make a sound? ではないかなと思います。そのまま訳すと

「君は本当にいつも墜落するのか、それとも音すら立てるのか?」

みたいな文章になって意味が分からないのですが、少し日本語固有のニュアンスを加えて「~と言えるのか」とすると

「君は本当にいつも墜落したと言えるのか、それとも音すら立てたと言えるのか」

となり、少し分かり易くなるのかなと思います。そこからさらにニュアンスを変えて

「君は本当にいつも墜落したと言えるのか、いやむしろ音すら立てたと言えるのか」

と解釈できるのかなと思います。そしてここは直前に、When you're falling in a forest and there's nobody around(君が森に落ちて、その時周りに誰もいなかったとしたら)という歌詞があるので、まとめると

「君が森に落ちて、その時周りに誰もいなかったとしたら、それは本当に墜落したと言っていいのか、むしろ音すら立てていないのと同じではないか」

となるのではないかなと思います。ここは本当に自信が無いので、違ってたらどなたか教えてください。

All The Way / Timeflies

All The Way / Timeflies

 

Lyrics&訳

First time I saw you, I knew right away

Made up my mind, you would be mine someday

You know I need you, so don't turn away

Cuz at the end of the day, I'll be alright

 

君を初めて見た時さ、直感したんだ

すぐに決めたよ。いつか君をモノにするって

惚れてるの知ってるだろ。つれなくするなって

色々考えたんだけどさ、何も問題ないって

 

Still I'm praying that you change your mind

I'll be okay

Cuz you'll come around eventually

 

今も君の気持ちが傾くことを祈ってる

きっと大丈夫

最後の最後は、きっと君は俺のもとに来てくれるって

 

Hey hey hey

When I love someone, I'm lovin' all the way

Hey-hey-hey

You know I'm the one to take you all the way

 

なあ、聞いてくれよ

好きになれる人がいると、いろんなものにワクワクするんだ

なあってば

解かってるだろ。君とずっといるのは俺なんだって

 

I know you hold back but just let it go

Cuz I just won't stand to watch you walk alone

Don't be afraid, you're not on your own

As long as you know we'll be alright

 

ためらう気持ちも解かるさ。でも振りきっちゃえよ

だって俺、一人ぼっちで歩く君は見てられないんだ

怖がるなよ。君は独りじゃない

考えるだけ考えてくれていいけどさ、俺たち結構アリだろ?

 

Still I'm praying that you change your mind

I'll be okay

'Cause you'll come around eventually

 

君の気持ちが変わらないんじゃないかってヒヤヒヤしてる

でも平気だ

結局は、俺のところに来てくれる。だよな?

 

Hey-hey-hey

When I love someone, I'm lovin' all the way

Hey-hey-hey

You know I'm the one to take you all the way

 

なあ、そうだろ

誰かを好きになると、俺はずっと好きでいられるんだ

なあ、決めちゃいなって

気づいてるんだろ。君のそばに居るべきなのは俺なんだって

 

(Oh oh ooh oh oh ooh)

(Oh oh ooh oh oh ooh)

 

I told you

When I love someone, I love them all the way

 

言っただろ

俺は惚れたら、とことんそいつを愛し続けるって

 

Hey-hey-hey

You know I'm the one to take you all the way

Hey-hey-hey

When I love someone, I'm lovin' all the way

Hey-hey-hey

You know I'm the one to take you all the way

 

You know I'm the one to take you all the way

 

なあ、もういいだろ

認めちゃいなって。俺こそがずっと一緒にいるべき奴だって

なあ、何悩んでるんだ

好きな奴がいる時の俺は、いっつも優しいんだぜ

なあ、もう観念しなって

ほらもう、ずっと一緒でいるのは俺でいいかなって思っちゃってるだろ

 

この先、ずっと一緒でいるのは俺がいいかなって思っちゃってるだろ

 

この曲について

 お前に惚れた!ずっと一緒に居ようぜ!ほら、実はもうそっちもその気になっちゃってるんじゃね?そんな感じの曲のようです。

 

 この主人公、相手に一目惚れしてしまったようですね。少なくとも1番の状況では、まだ相手は主人公に対してはその気はないようです。しかしこの主人公、全く諦めることを知りません。それどころか、相手も自分の事を好きになる筈と信じて突っ走っています。若いっていいなぁ(笑)

 

 まだ全然そんな気のない相手に、一人テンション高くひたすら口説き続けると言う様は、下手をすればはた迷惑に映りかねないかもしれません。しかし、このシチュエーションを彩る、なんとも爽やかなサウンドと突き抜けた声が、この主人公に明るくて率直でちょっと軽い、そんな憎めない性格を印象付けている気がします。ここまで屈託なく来られると、相手の方も折れるかもしれませんね。
 そんな風にグイグイ来られているうちに、相手もだんだん主人公に心が傾きかけていってるんだろうなと、そんな心情の変化がありありと想像出来る所が、この曲の魅力じゃないかなと思います。

 

 とまあ、曲の内容云々は横においといて、ただ聴いているだけでスカッと爽やかな気分になれる曲ですね。これからの夏に是非どうぞ。

 

 さて、この曲はタイムフライズ(Timeflies)によって2014年にリリースされた曲で、アルバムAfter Hoursに収録されています。

 時期も時期なので、何か夏らしい曲聴きたいな~といろいろ探していた中で見つけた曲でした。これ聴いてると、本当に嫌な気分も吹っ飛びます。3分ちょっとで終わってしまうのが勿体ないくらいです。


Timeflies - All The Way (Official Music Video)

 

 また、この曲にはリリックビデオが用意されているのですが、これがまたいいんですよ!是非ご覧になってみて下さい。


Timeflies - All The Way(Lyric Video)

 

 Timefliesは割と発音が聞き取りづらいので、歌詞チェックにも何気に役立ちました(笑)

 

訳、言葉について

 短い歌詞ながら、結構イディオムが多い曲ですね。まず、Right awayは「即座に」という意味になります。今回のノリで口語訳するなら「速攻で」とか「一発で」とか、そんな感じの意味でしょうか。

 

 Make up my mindで、「気持ちを固める」とか「決心」するという意味で使えるようです。

 

 at the end of the dayは、直訳すれば「最後の日には」となりますが、転じて「結局は」という意味で使えるそうです。また、そこからさらに派生して「色々考えてみたんだけれどさ」というニュアンスにもなるようです。また、その後に出てくるeventuallyも同じく「結局は」という意味の言葉です。

 

 be alright で「大丈夫、何も問題ない」という意味で使用されます。個人的には、同じ「問題ない」のNo problemよりも軽くて前向きな雰囲気で「問題ないでしょ。イケるイケる」ぐらいに思っているのですが、どうなんでしょう。

 

 Hold backは、前回のLove Yourselfにも良く出てきましたが、「ためらう」とか「後ろ髪引かれる」とか、そんなニュアンスで捉えればいいのかなと思います。

 

 Let it goは、ありのままの……ではなく、「束縛しない」というようなイメージです。その為「好きにさせてやれ」「引き留めるな」「放っておけ」といった場面で使える言葉です。

 

 As long as you knowは、直訳すると「あなたが知っている程度の長さ」ですが、意味合いとしては「あなたの知る限り」となります。

 

 そしてこの曲のタイトルでもありキーフレーズでもあるAll the wayは、the way(道)のall(最初から最後まで全部)ということになり、そこから「この先ずっと」という意味で使えます。
 また、別の使い方になりますが、「はるばる」とか「わざわざ」という意味で使うこともありますし、「幅広く」という意味もあります。lovin' all the wayの部分は、この「幅広く」の意味で捉えても良いと思います。

Love Yourself / Justin Bieber

Love Yourself / Justin Bieber

Lyrics&訳

For all the times that you rain on my parade

And all the clubs you get in using my name

You think you broke my heart, oh, girl for goodness' sake

You think I'm crying on my own. Well, I ain't

 

君はいつも、肝心な時に限って台無しにしてくれる

俺のIDを使ってクラブ三昧

俺を傷つけてしまったって?勘弁してくれ

俺が独りで泣いてるって思ってる?お生憎だ

 

And I didn't wanna write a song

'Cause I didn't want anyone thinking I still care

I don't but, you still hit my phone up

 

歌なんか書きたくなかった

未練があるだなんて思われたくないしな

俺はそんな気なくても、君はまだ連絡を取りたがるけど

 

And baby I'll be movin' on

And I think you should be somethin'

I don't wanna hold back

Maybe you should know that

 

俺はもうこの関係を変えたい

君はもうちょっと自分をどうにかした方が良い

ためらいたくなんてないけど、

この言葉は頭に入れておいた方がいいかもな

 

My mama don't like you and she likes everyone

And I never like to admit that I was wrong

And I've been so caught up in my job

Didn't see what's going on

And now I know

I'm better sleeping on my own

 

俺のお袋も君はゴメンだって。あのお袋ですらね

それに、俺も自分が悪いだなんて思うのもゴメンだ

仕事が忙しくて時間も取れなくて

気持ちの変化に気付く余裕も無かったけど

最近分かったんだ

一人で寝ている方がよっぽど良いって

 

'Cause if you like the way you look that much

Oh, baby, you should go and love yourself

And if you think that I'm still holdin' on to somethin'

You should go and love yourself

 

だから、俺といる自分を見せつけたいだけなら

もう行ってくれ。自分だけを愛してろよ

もし、俺が未練を感じてるだなんて思っているなら

消えてくれ。君が好きなのは君だけだ

 

And when you told me that you hated my friend

The only problem was with you and not them

And every time you told me my opinion was wrong

And tried to make me forget where I came from

 

俺の友達が気に食わないって言ってたな

どう見ても君の方に問題があったけどな

いつだって間違ってるのは俺の方

俺がもうどうでもいいって思うように仕向けてたよな

 

And I didn't wanna write a song

'Cause I didn't want anyone thinking I still care

I don't but, you still hit my phone up

 

歌なんか書く気になれなかった

憶測も誤解も勘弁だったし

出ないのにまた君から着信あったし

 

And baby I'll be movin' on

And I think you should be somethin' I don't wanna hold back

Maybe you should know that

 

君から離れたいんだ

いっそ、俺がためらう必要の無い人であってくれ

覚えておいてくれ。それが俺の気持ちだ

 

My mama don't like you and she likes everyone

And I never like to admit that I was wrong

And I've been so caught up in my job

Didn't see what's going on

And now I know

I'm better sleeping on my own

 

俺のお袋に嫌われたのは、お前が初めてだ

俺が間違ってただなんて冗談じゃない

仕事ばっかりに時間を取られて

自分と向き合うことを忘れてたけど

今はこう思う

君がいない方が良く眠れるなって

 

'Cause if you like the way you look that much

Oh, baby, you should go and love yourself

And if you think that I'm still holdin' on to somethin'

You should go and love yourself

 

だからもっと自分を良く見せたいって思ってるなら

もう行ってくれ。自分をもっと可愛がってれば叶うから

俺が本気で言ってるわけじゃないって思ってるなら

勘違いするな。誰が君なんかを好きになるんだ

 

For all the times that you made me feel small

I fell in love. Now I feel nothin' at all

And never felt so low when I was vulnerable

Was I a fool to let you break down my walls?

 

君といると自分が惨めに思えてくる

ああ、愛してたさ。今はどうでもいい

あの時は、誰か居てくれさえすればいいって思ってたけど

よりによって君なんかに気を許した俺がバカだったんだろうな

 

'Cause if you like the way you look that much

Oh, baby, you should go and love yourself

And if you think that I'm still holdin' on to somethin'

You should go and love yourself

 

なあ、君自身の事しか見えてないって言うなら

俺は要らないだろ。自分を大事にしてればいい

君に未練があるだなんて思ってるのかも知れないけど

顔も見たくないんだ。お独りでお幸せに

 

'Cause if you like the way you look that much

Oh, baby, you should go and love yourself

And if you think that I'm still holdin' on to somethin'

You should go and love yourself

 

どうせ自分の事が一番って思ってるんだろうから

もういい。君は君からしか愛されない

これだけ言っても分からないのかも知れないけど

二度と会いたくない。君を愛せるのは君だけだ

 

この曲について

 極限までシンプルで情緒のある伴奏と、「Love Yourself(自分を好きになれよ)」というタイトルから、落ち込んでいる人を優しく元気づける曲かな……と、思ったのですが、見事に裏切られましたね。曲全体の内容をシンプルに言うなら「お前に惚れた俺がバカだったよ、この自己中女」……そんな曲です。

 

 もう、曲の出だしからしていきなり不穏な空気が漂っています。歌詞だけ見れば既にケンカ腰なのですが、反面それを構成するサウンドはとても淡々としており、そこから見える心情は、疲れとか諦めと言ったものと思われます。
 その後も、この曲調は最後まで大きい変化を見せること無く、ずっと同じ調子で進みます。そこに乗せられる言葉も変わらず、ただただ自分に対してぞんざいな振る舞いを見せた相手を非難する言葉です。何というか、今まで関係を壊すまいと何度も飲み込んで来た言葉が限界を超えて、ひび割れた器の中の水のようにじわっと漏れ出してくる、そんなイメージが浮かぶ気がします。

 

 そしてそんな、恋人であるはずの自分の気持ちも考えず、ただ自己中心的に振る舞ってきた彼女に対して、精一杯の皮肉を込めた最後の捨て台詞が「Love Yourself(自分自身に恋してろ)」なのですね。

 

 さて、この曲は2015年にジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)によってリリースされた曲で、この曲が収録されているアルバム「パーパス(Purpose)」とほぼ同時にシングルカットもされています。


Justin Bieber - Love Yourself (PURPOSE : The Movement)


 最初に聴いた時、このほぼ無音の中で要所要所だけ鳴らされるエレキギターの表現に、思い切り心を鷲掴みにされた気分でした(まさかこんな内容の曲だとも思いませんでしたが……)。ジャスティン・ビーバーはそれまであまり興味が無かったのですが、この曲で大分彼への見方が変わった気がします。

 

訳、言葉について

 For goodness' sakeは、直訳すると「良い目的の為に」となりますが、意味合いとしては「お願いだから」とか、イライラしているときに言う「いい加減にしてくれ」となるそうです。うーん、なんででしょう。「良い目的の為に」→「悪いことは言わないから」→「頼むから」→「いい加減にしてくれないか」……こんなニュアンスの変化でしょうか(あくまで憶測ですが)
※以前訳したMinorityの中にある For crying out loud と、使い時は殆ど同じのようです。


 歌詞中、二箇所で出てくるon my ownは、「一人きりで(何かをする)」という意味でよく使われる表現です。一人きりで……というと寂しげな雰囲気に捉えてしまいますが、この言葉の場合「一人で好き勝手にやる」という、自由さを込めた意味で捉えることも出来る言葉です。

 

 Moving on (Move on) は「先に進む」という意味の他、「別のステージに移行する」「転職する」といった、自分を取り巻く環境を変えると言うニュアンスが有るようです。その為今回は「彼女と付き合っている」という状態から「彼女と別れた」状態に移行したいという意味になるのかなと思います。

 

 I think you should~で「~した方がいいと思う」という提案を込めた忠告となります。同じく、Maybe you should~で「~した方が良いかもしれない」という柔らかい忠告となります。

 

 ところで、My mamma don't like you というフレーズで「あれ?」と思いませんでしたか?ここは、正確には My mamma doesn't like you となるはずです。ただ、詩歌の世界においては、テンポが崩れるなどの理由から、文法上の規則は無視して、このように表現することがあるそうです。

 

 Vulnerable は今回初めて見かけた言葉なのですが、攻撃を受けやすい様子、また傷つきやすい様子を表す言葉です。大分世間から叩かれたジャスティン・ビーバーが言うと、何だかいろいろ思う所がありますね。

 

蛇足

 中盤に出てくる下記のフレーズですが、ここは少し解釈に悩みます。

 

 And I think you should be somethin'

 I don't wanna hold back

 

 というのも、ここはSomthin' と I の間を区切るか区切らないかで、大分意味が変わる為です。

 

 もし区切った場合、somethingは「具体的に特定はしないけど、良い感じの何か」というニュアンスになる為

 

 And I think you should be somethin'

 →そして君は、もう少し良い感じの性格であった方が良い

 I don't wanna hold back

 →僕はためらうつもりはない

 

 という、単なる忠告の言葉となりますが、もし区切らないで読んでみた場合

 

 And I think you should be somethin' (that) I don't wanna hold back

 →僕がためらう気も起きないような人でいるべきだ

 

 と、暗黙の関係代名詞 that を入れて解釈することで、はっきりと決別の意思を込めた言葉となります。
 サウンド的にもここの文は区切れているかいないかがものすごく曖昧ですし、折角なのでそれぞれの解釈を1回目と2回目で別々に織り込んでみたのですが、いかがでしょうか。

A Lover's Concerto / The Toys 他多数

A Lover's Concert / The Toys

 

Lyrics&訳

How gentle is the rain

That falls softly on the meadow

Birds high above in the trees

Serenade the flowers with their melodies oh oh oh

 

嗚呼、温もり深く優しい雨が

緑の大地に降り立っていく

木々の頂には鳥たちの歌

花ゆれる音は小夜曲の調べ

 

See there beyond the hill

The bright colors of the rainbow

Some magic from above

Made this day for us just to fall in love

 

あの丘にまで広がる景色

陽を受け煌めく鮮やかな虹

神様の気まぐれな奇蹟が

私達に恋する勇気を

 

Now I belong to you

From this day until forever

Just love me tenderly

And I'll give to you every part of me oh oh oh

 

今、貴方と共に在る

今日この日より、果つることなく

私を包む愛さえあれば

貴方に全てを捧げようと

 

Don't ever make me cry

Through long lonely nights without love

Be always true to me

Keep it stay in your heart eternally

 

どうぞ悲しみを奪い去って

心細い日、愛無き夜を

常に私に偽りの無き

今の貴方で在り続けていて

 

Someday we shall return

To this place upon the meadow

We'll walk out in the rain

Hear the birds above singing once again oh oh oh

 

今この時を忘れなきよう

この緑の大地に再び立とう

雨が終わりを知るまで歩こう

また鳥たちの歌が降るまで

 

You'll hold me in your arms

And say once again, you love me

And if your love is true

Everything will be just as wonderful

 

私をその腕で抱き留めて

そして今一度、愛していると

その言葉に偽り無ければ

世界は薔薇色で在り続ける

 

この曲について

 何というか、愛の讃歌の王道を行くような曲ですね。愛し合う二人がいて、そのお互いの想いにより世界が色鮮やかに彩られていくような、そんなイメージが浮かぶ気がします。

 

 ただ、愛の讃歌と書きましたが、この曲の歌詞からは愛し合う二人が強くイメージできるかと言うと、どうもそんな気がしません。確かにこの曲の主人公は二人の恋人なのでしょうけれど、この曲の焦点はその二人を祝福している世界のように思えます。

 

 優しく降る雨、広がる草原、鳥のさえずり、花の揺れる音、そして雨が上がって鮮やかに架かる虹。二人の世界を織り成す、これら一つ一つの全てから幸せがにじみ出ているような、そんな瑞々しさがこの曲の魅力ではないでしょうか。そしてこの二人の恋という主題を、様々な音色を持つ世界が盛り上げていくという、その様子こそがこの曲のタイトル「A Lover's Concerto(恋する者の協奏曲)」となるのかなと思います。
 なので是非、木、花、鳥等、これらが全て複数形のsをつけて表現されている点も、この曲をイメージするポイントに加えてみて下さい。

 

 さて、この曲は1965年にザ・トイズ(The Toys)によって初めて歌われたものですが、その後も様々な歌手によってカバーされており、日本でも広く歌われてきております。

 


 The Toys - Lovers Concerto - HQ

 

 また日本では、特に最近はサラ・ヴォーン(Sarah Vaughan)のバージョンが良く知られているのではないかなと思います。

 Sarah Vaughan - A Lover's Concerto

 

 ところで、この曲を聴いて「あれ、この曲ってメヌエットって言うんじゃなかったっけ」と思われる方も多いのではないかなと思います。メヌエットはクリスティアン・ペツォールト(Christian Petzold)によって作られた曲で、音楽の教科書で「メヌエット ト長調」として習ったのではないかなと思います。(※なお、以前はバッハ(Bach)作曲と考えられていました)
 A Lover's Concertoはこの曲を元にして作られた曲とのことで、そんなバロック時代の曲調を源流にしている為か、主人公となる恋人二人も「女と男」というよりは「貴婦人と殿方」といった出で立ちが思い起こされます(僕だけでしょうか……)。たまにはこんな、麗らかなラブソングも良いですね。

 

訳、言葉について

 Serenadeは、日本でもほぼそのままローマ字読みでセレナーデと言いますが、小夜曲と訳せます。元は恋人の家の前で恋人を讃える歌の事で、その後オーケストラの楽曲の一形態の呼称となったそうですが、今回は単純に前者の意味で捉えればいいのではないかと思います。

 

 Until foreverは、直訳すれば「永遠まで」となりますが、つまりは「終わりはいつまでも来ない」と言うニュアンスで捉えればいいのではないかと思われます。

 

 一点疑問だったのは、I'll give to you every part of me です。 これ、普通に考えれば to なんか付けずに、 I'll give you every part of me とすればいいんじゃないかと思うのですが、どのようなニュアンスの違いがあるんでしょうね。

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