On the other side of a street I knew
Stood a girl that looked like you
I guess that's déjà vu
But I thought this can't be true
いつもの通りの反対側でさ
お前に似た娘が立ってた
ああ、これがデジャヴってやつか
まあ、それが現実にはならないよな
'Cause you moved to west LA
Or New York or Santa Fe
Or wherever to get away from me
そうだろ。お前は行っちまった。西ロスだか
ニューヨークだか、サンタ・フェだか
まあ、どこだっていい。とにかくいなくなっちまったんだ
Oh but that one night
Was more than just right
I didn't leave you 'cause I was all through
Oh I was overwhelmed and frankly scared as hell
Because I really fell for you
ああ、でもあの夜は
光よりも眩しかった
俺はお前を放さなかった。ずっと一緒だった
だが何もできなかった。言っちまえば怖かったんだ
本気でお前にやられちまってたから
Oh I swear to you
I'll be there for you
This is not a drive by
Just a shy guy looking for a two-ply
Hefty bag to hold my love
When you move me everything is groovy
They don't like it sue me
Mmm the way you do me
Oh I swear to you
I'll be there for you
This is not a drive by
ああ、誓うよ
お前と一緒に居るって
一時の感情なんてもんじゃないんだ
シャイな奴が探し回ってる。二枚重ねの
ゴミ袋に自分の気持ちを隠す為に
お前が寄って来れば全部イケてるんだ
誰も文句も無いくらいに
なあ、いいだろ
そうさ、誓うさ
お前の傍に居るって
思い付きで言っているんじゃない
On the upside of a downward spiral
My love for you went viral
And I loved you every mile you drove away
螺旋階段を転がり落ちるように
俺の想いは病気じみていってた
お前が遠ざかる度、俺はお前を
But now here you are again
So let's skip the "how you been"
And get down to the "more than friends" at last
だけどまたお前は目の前にいる
久しぶりなんて言葉もすっ飛ばして
やっと”友達以上”ってやつにまで戻れた
Oh but that one night
Is still the highlight
I didn't need you until I came to
And I was overwhelmed and frankly scared as hell
Because I really fell for you
ああ、あの日の夜は
もう単なる思い出でいい
ここに来るまで、お前を諦めてた
何も言葉にならなかった。怖かった
本気でお前に惚れたんだ
Oh I swear to you
I'll be there for you
This is not a drive by
Just a shy guy looking for a two-ply
Hefty bag to hold my love
When you move me everything is groovy
They don't like it sue me
Mmm the way you do me
Oh I swear to you
I'll be there for you
This is not a drive by
だから誓うさ
ずっとお前についてる
単なる偶然じゃ終わらせない
気弱な奴が2枚重ねの
ゴミ捨て袋に気持ちを詰め込み
お前が来れば全てが最高だ
誰にもとやかく言わせやしない
さあ、だから来いよ
裏切ったりしない
お前を離れたりしない
この場限りになんてさせやしない
Please believe
That when I leave
There's nothing up my sleeve
But love for you
And a little time to get my head together too
なあ、信じてくれ
俺がお前を離れる時
そんなのどこ探したってあるわけない
あるのはお前への愛と
肩を並べる短い時間と
On the other side of a street I knew
Stood a girl that looked like you
I guess that's déjà vu
But I thought this can't be true
'Cause
いつもの通りの向かい
お前によく似た女
ただの幻だ
っておい、嘘だろ
だってお前は……
Oh I swear to you
I'll be there for you
This is not a drive by
Just a shy guy looking for a two-ply
Hefty bag to hold my love
When you move me everything is groovy
They don't like it sue me
Mmm the way you do me
Oh I swear to you
I'll be there for you
This is not a drive by
ああ、誓ってやるさ
いつも傍についてやるって
こんなの気まぐれで言えるわけないだろ
奥手な俺でも、丈夫に重ねた
袋からも気持ちが溢れる
お前が何かするたび心が躍る
何言われようと構いやしない
そうさ、いつも俺を向いていてくれ
もう迷わない
お前と一緒だ
俺は真剣なんだ
この曲について
何か理由があって離れ離れになった恋人と、街角で偶然再会して再び燃え上がってしまう、そんな曲なのかなと思います。若干自身は無いですが……
1番では、街角で昔の彼女に似た人を発見したものの、それは幻だと思います。それもそのはず、彼女は既にどこか遠くに引っ越しているようですね。もう忘れようとしたのか、どこに引っ越していったかまではよく覚えていないようですが、一緒に過ごした時間はまだ強く残っているようです。
そして、そんな想い出が忘れられず、狂おしくなり始めた2番で、突然その彼女が目の前に現れます。それで、そんなやり場のなかった想いが溢れ出し、もう二度と離れないと相手を力強く口説き落とします。なかなかドラマチックな展開です。
ではこの彼女、なぜ突然目の前に居るのか……というのが、Dメロで明かされます。1番で見かけた彼女に似た人、その人がどうも本当に彼女だったというオチのようです。内容はベタですが、シーンの展開順序としては、ポップスではあまり見ないかもしれませんね。
さて、この曲はトレイン(Train)によって2012年にリリースされた曲で、収録アルバムはCalifornia 37です。ラテン系の情熱を思わせる出だしとあちこちカッコつけたサビで、聴いてすぐにハマってしまった曲です。暑い夏にピッタリかなと思って、今回訳してみました。
Train - Drive By
にしてもこのPV、街角で偶然出会うどころか、どう見ても婚活パーティーなんですが……
訳、言葉について
まずタイトルの Drive by をどう訳すればいいのか良く分からなかったのですが、どうも意味合いとしては「走っている車の中から何かをする」という感じのようです。Drive by shooting と言えば、走行中の車から人や動物を撃つことのようで。
恐らく、この曲においては車の中からの声掛け、ナンパのような物かなと思います。そして、この曲では This is not drive by と言っているので、「そんな、"ヘイ彼女、ちょっと車乗ってかない?"みたいな軽いノリのつもりじゃないぞ」という事なのではないかなと思います。
I was all through ですが、まずI was throughだと、「私は通り抜けた」→「私は終わった」という意味になるようです。これにAllが付くことで「私は最初から最後まで通り抜けきった」→「最初から最後までを経験した」という意味で捉えられるようです。なので、簡単に言えば「終始」と捉えれば良いのかなと思います。
Overwhelm は「圧倒する」と言う意味です。受身で使って、感動したり怖かったりして声も出ないような時に使う言葉のようです。
Frankly は「端的に言うと」「言ってしまえば」「ぶっちゃけて言うと」のようなニュアンスの言葉かなと思っています。
Two-ply は少し悩みました。この ply というのはちょっと表現が難しいのですが、同じ物を2つ3つ使って、より強い1つにする……のようなニュアンスかなと思います。例えば、ティッシュのように2枚重ねで1枚とか、紐のように2本3本の紐を撚り合わせてより太い1本の紐にするとか、そう言った状態をTwo-ply とか Three-ply と呼ぶようです。
で、これをこの曲の中でどう解釈したものかと思ったのですが、後に続くHafty bagがゴミ捨ての時に使う袋の事のようなので、これにかかっていて、2枚重ねのごみ袋……かな?でもなんでゴミ袋に愛を詰め込むんでしょう……