Jesus Oh What A Wonderful Child / Mariah Carey

 

Lyrics&訳

Jesus, Jesus

Oh what a wonderful child

Jesus, Jesus

So lowly, meek, and mild

 

おおジーザス、キリストよ

何と素晴らしい御子なのか

ああジーザス、神の子よ

何と慎ましく、静かで、お優しい

 

New life, new hope, new joy He brings

Won't you listen to the angels sing

Glory, glory, glory

To the new born King

 

新たな生き方、希望、喜び達を齎し給う

天使の歌をお聴きになりませ

何と誉れ高きことなのか

この新たな王の生誕は

 

Jesus, Jesus

Oh what a wonderful child

Jesus, Jesus

So lowly, meek, and mild

 

おおジーザス、我らが主よ

何と愛らしいお姿なのか

ああジーザス、救世主よ

何と穏やかで奥ゆかしい

 

New life, new hope, new joy He brings

Won't you listen to the angels sing

Glory, glory, glory

To the new born King

 

新しき道、光、幸福をお授けになる

どうか天の奏に耳傾け給う

何と素晴らしく輝かしい

新たな王の誕生よ

 

He was herald by the angels

Born in a lowly manger

The virgin Mary was His mother

And Joseph was His earthly father

 

主は天使により告げられた

卑しき厩にお生まれになると

清きマリアはその母となり

ジョゼフがこの世での父となった

 

Three wise men came from afar

They were guided by a shining star

To see King Jesus where He lay

In a manger filled with hay

 

彼方より来たる三人の賢者

輝ける星に導かれ来た

主に見えんと、その御許まで

飼葉を寝床とした厩まで

 

Jesus, Jesus

Oh what a wonderful child

Jesus, Jesus

So lowly, meek, and mild

 

おおジーザス、導きの子よ

何と妙なる御姿なのか

ああジーザス、我らが君主よ

何と安らかで幼気なのか

 

New life, new hope, new joy He brings

Won't you listen to the angels sing

Glory, glory, glory

To the new born King

 

新たな命、願い、歓喜を招き

天使の御歌をどうか御耳に

何と目出度く誇らしき事か

この新たな王の誕生は

 

Oh Jesus

Jesus

Mary's baby

Lamb of God

Heavenly child

Jesus

Jesus

I love Him

 

ジーザス

おお、ジーザス

マリア様の子

神の子羊

神々しい御子

ジーザス

ああ、ジーザス

何て愛おしい

 

Oh Jesus

All mighty God

King of kings

Oh Jesus

Oh Jesus

Oh, oh, oh, Jesus

 

おお、ジーザス

全能の神

王の中の王

ジーザス

ジーザス

ああ、ジーザス

 

Wonderful, wonderful one

Oh, oh

Oh Jesus

Oh Jesus

Son of God

Oh Jesus

Glory...

To the new born King, yeah...

 

素晴らしい、何て素晴らしい方

そう

ジーザス

おお、ジーザス

神の遣わした子

ああ、ジーザス

大いなる光の射した

新たな王の生まれたこの日

 

この曲について

 とてもノリのいいゴスペル調で、王、つまりキリストの生まれた日と、生まれたばかりのキリストの姿を喜び讃えた曲です。

 

 処女マリアの腹に宿り、厩の中で生まれたシーンや、星に導かれてきた東方の三賢者など、聖書を知らなくても何となくは聞いたことがあるシチュエーションがちりばめられていますね。

 

 とまあ、讃美歌系のナンバーは基本的に場面展開が無いので、内容としては生まれた王に対してひたすら「愛おしい」「神々しい」を繰り返すだけとなるのですが、何ともノリがいいので、いつまでも歌っていたくなるような曲ですね。

 

 さて、この曲は古くからある曲で、正式な作者は不明となっているそうです。1950年代頃にゴスペルクワイヤーによるレコーディングが行われている記録があるそうですが、この曲は何と言ってもマライアキャリーが1994年にアルバム「Merry Christmas」の中で歌ったものが一番有名です。もはや、マライアキャリー(Mariah Carey)の曲と言ってもいいのではないかと思ってしまいます。


 

訳、言葉について

 Jesus はイエス・キリストのことです。イエス・キリストの「イエス」は、本来は「イエズス」と言い、この Jesus のラテン読みとなるのですが、これを英語読みすると「ジーザス」となります。

 

 meek and mild は「おとなしい」とか「口数の少ない」と言う意味です。

 

 manger は、飼葉を入れて置く桶のことのようです。一部の福音書では、キリストが生まれたのは厩の中とされており、その後に飼葉で満たした桶の上に寝かせられたと言い伝えられています。