Lyrics&訳
Here comes the sun, here comes the sun
And I say it's all right
ほら、太陽だ。お日様の光だ
もう大丈夫。僕はつぶやく
Little darling, it's been a long cold lonely winter
Little darling, it feels like years since it's been here
ねえ、長くて孤独な冬だった
そう、何年もの間、そうだった気がする
Here comes the sun, here comes the sun
And I say it's all right
ほら、太陽だ。暖かい光だ
もう大丈夫。僕は声を上げる
Little darling, the smiles returning to the faces
Little darling, it seems like years since it's been here
ねえ、笑顔が戻り始めてきたよ
そう、何年もの間、そうだった気がする
Here comes the sun, here comes the sun
And I say it's all right
さあ、太陽だ。まぶしい光だ
もう大丈夫。今、そう言える
Sun, sun, sun, here it comes
Sun, sun, sun, here it comes
Sun, sun, sun, here it comes
Sun, sun, sun, here it comes
Sun, sun, sun, here it comes
太陽が、今、ここに
今、この僕に
今、この空に
今、この場所に
僕の場所に
Little darling, I feel that ice is slowly melting
Little darling, it seems like years since it's been clear
ねえ、氷が解け始めた。そんな気分だ
もう、何年も晴れてた。そんな風に思える
Here comes the sun, here comes the sun
And I say it's all right
そう、太陽が。優しい光が
もう大丈夫。はっきり言える
Here comes the sun, here comes the sun
It's all right, it's all right
そう、太陽だ。世界がまぶしい
もう大丈夫。大丈夫なんだ
この曲について
ずっと落ち込んで暗くふさがっていた人に、ようやく陽の光が射した。そんな希望の歌ですね。短くて、内容もシンプルですが、だからこそこの心情が鮮やかに描かれているように思います。
この曲はこれまでを振り返って、孤独な冬がずっと続いていたように思うと評していますが、その後の歌詞では、もう長いこと笑顔でいるような気がする、ずっと晴れていた気がするとも評しています。これは、いろいろ悩みや問題が解決して、それらももう本当に小さなことになってしまった様子であったり、あるいは落ち着いて振り返ってみれば、実はいいことや楽しいこともあったなと改めて思えている様子であったりするのかもしれません。
ただ、このふさぎ込んでいた人が誰かと言う点において、この曲は厳密には描いていません。歌詞上は自分とも取れますし、Little darling とも取れます。なのでこの曲は、「自分はもう大丈夫だよ」と相手に伝える歌としても歌えますし、相手に「もう大丈夫だよ」と励ましたり、あるいは祝福したりする歌としても歌えますね。後者で訳されることが多いような気もするので、今回は前者のイメージで書いてみましたがどうでしょう。
さて、この曲はビートルズ(The Beatles)によって、1969年にリリースされた曲です。もうこのブログを始めて二年半になりますが、何気にビートルズの曲は初めてでしたね。
The Beatles-Here comes the Sun.
また、この曲は glee のシーズン5にて、サンタナと、彼女の前に現れたバイトの同僚のダニーとのデュエットで歌われました。ニューヨークで未だ道が見いだせず、ブリトニーとも離れ離れのサンタナに対する、一つの喜びとなりえるかもしれないダニー。この二人の様子のイメージした曲として歌われています。
GLEE - Here Comes The Sun (Full Performance) HD
訳、言葉について
Here come ~ で「~がやってくる」という意味です。特に、喜ばしいものがやってくる際によく使われる気がします。
It's all right は「何も問題ない」という言葉です。今回の曲では、ずっとふさぎ込んでいた人が立ち直る様子が描かれているので、「大丈夫」のようなニュアンスで捉えてよいと思います。