さて、この曲はなんて言ってるのだろう

英語は苦手ですが、洋楽を和訳しながらあれこれ意味を調べたり考えたりするのは好きなので、その勢いで書いています。
意訳と偏見だらけですが、ご容赦ください。

Downtown / Petula Clark

 

Downtown / Petula Clark

 

Lyrics&訳

When you're alone and life is making you lonely

You can always go downtown

When you've got worries, all the noise and the hurry

Seems to help, I know, downtown

 

あなたが誰にも会えなくて、生きるのに孤独を感じたら

いつだって行けるの。あの街に

忙しなさに、騒がしさに、胸の内がざわついて

抜け出したいなら、そう。あの街よ

 

Just listen to the music of the traffic in the city

Linger on the sidewalk where the neon signs are pretty

How can you lose?

The lights are much brighter there

You can forget all your troubles, forget all your cares

 

行くまでの道を彩る音楽を聴いて

素敵なネオンの歩道にたむろして

ほら、落ち込んでなんていられないでしょう?

数々の灯りはとにかく眩しく

忘れさせてくれるわ。胸の重みも、心の棘も

 

So go

Downtown, things will be great when you're

Downtown, no finer place for sure, downtown

Downtown, everything's waiting for you

 

さあ、行きましょう

あの街にいれば、いろんな事が素晴らしくなる

あの街でなきゃ。他の場所じゃこうはいかない

あの街では、どれもがあなたを待っているの

 

Don't hang around and let your problems surround you

There are movie shows downtown

Maybe you know some little places to go to

Where they never close downtown

 

迷ったり、悩みを放っておいたりしないで

あの街に行けば映画もあるわ

きっとあなたも分かってるはず。あのささやかな場所

ずっと開いて待っている、あの街のこと

 

Just listen to the rhythm of a gentle bossa nova

You'll be dancing with 'em too before the night is over

Happy again

The lights are much brighter there

You can forget all your troubles, forget all your cares

 

優しいボサノヴァのリズムを聴けば

あなたもきっと踊り出す。夜が明けるその時まで

ほら、幸せが帰ってくる

あちこちの明かりはもっとずっと輝いて

忘れられるわ。どんな悩みも、どんな心に残ったものも

 

So go

Downtown, where all the lights are bright

Downtown, waiting for you tonight

Downtown, you're gonna be alright now

 

だから行きましょう

どの灯りもみんな眩しい、あの街へ

今夜あなたを待ってる、あの街へ

あなたはもう大丈夫なはず。この街で

 

Downtown

Downtown

 

そう、この街で

今、この街で

 

And you may find somebody kind to help and understand you

Someone who is just like you and needs a gentle hand to

Guide them along

So maybe I'll see you there

We can forget all our troubles, forget all our cares

 

そして見つかるかもね。あなたを解かってくれる人

あなたに想いを寄せて、優しいその手を望む人

街をその手で引いてほしい人

そんなあなたを見られるかもね

そしたら私も忘れられる。嫌なことも。気に病むことも

 

So go

Downtown, things will be great when you're

Downtown, don't wait a minute more

Downtown, everything is waiting for you

 

だから行くの

どんなことも素晴らしくなる。あの街に居れば

躊躇う必要はどこにもないの。あの街に行くの

全てがあなたを待っているわ。あの街ならば

 

Downtown

Downtown

Downtown

Downtown

 

あの街へ

さあ、あの街へ

今、あの街へ

そう、あの街へ

 

この曲について

 落ち込んでいる人の気持ちをふっと軽くさせてくれる歌ですね。色々胸の内に抱えていることがあっても、街に繰り出せば気持ちは晴れるものだよと、背中をポンと押してくれるような気分になります。

 

 とは言ってもこの曲、特に街で何をするとか、そのようなことは一切言っておらず、強いて言うなら音楽がかかってて、ネオンが光ってて、映画をやってて、灯りが眩しいということを伝えているだけです。しかしそれだけで何だか、その街に行けばとりあえずなんとかなってしまいそうな、素敵な場所に思えてくるのがこの曲のいいところかなと思います。

 

 そしてちょっと面白いのが、二人称が You から We に変わっている部分がある所ですね。楽しい街の中で元気になっていくあなたを見ていれば、こっちの心のわだかまりもまた晴れていってしまうという内容になっています。これはつまり、元気を出すことは、その人本院だけじゃなく他の誰かの気分を良くすることにも繋がると言うことになりますね。そんなプラスの循環で出来ている場所……ということで、タイトルが Downtown なんでしょうね。

 

 さて、この曲はペトラ・クラーク(Petula Clark)によって1965年に歌われた曲で、日本国内では「恋のダウンタウン」というタイトルで知られています。

Petula Clark Downtown. original version

 また、glee の Season5 で、ミュージカルの主演を務め一躍有名人となったレイチェルが、専用車でニューヨーク内を巡りながらこの曲を歌い、かつての仲間と街中で合流するシーンがあります。

Glee - Downtown Full performance 5x14

訳、言葉について

 タイトルの Downtown は、僕も最近まで間違って覚えていたのですが「中心街」とか「繁華街」といった、街の商業地区となる賑やかな場所のことを指します。下町ではありません。

 

 no finer place for sure ですが、finer は、fine の比較級で「より良い」といったニュアンスなので、「気分を良くする為にはこれより良い場所は無い」という意味になると思われます。

 

 hang around は「うろつく」といった意味合いですが、ここでは「同じところを行ったり来たりする」という、煮え切らないニュアンスではないかなと思います。

New Year's Day / U2

New Year's Day / U2

 

Lyrics&訳

All is quiet on New Year's Day

A world in white gets underway

I want to be with you

Be with you night and day

 

全てが静まる新年の初め

世界はまだ白さを増してく

君と一緒に居たい

朝から晩まで、四六時中でも

 

Nothing changes on New Year's Day

On New Year's Day

I will be with you again

I will be with you again

 

何も変わらない新年の初め

そう、新しい日

君とまた一緒に

そう、また一緒に

 

Under a blood red sky

A crowd has gathered in black and white

Arms entwined, the chosen few

The newspapers says, says

 

血のように赤いこの空の下

書かれた言葉に集まる人々

絡まりあった腕、選ばれた僅か

新聞の上の文字、文字

 

Say it's true it's true...

And we can break through

Though torn in two

We can be one

 

嘘だ。嘘なんだ

そんなものは乗り越える

二つに分かたれても

僕らは一つになれる

 

I...I will begin again

I...I will begin again

 

もう一度そうなる

またそうなるんだ

 

Oh...

Maybe the time is right

Oh...maybe tonight...

 

ああ

その時なのかもしれない

今夜、その時なのかもしれない

 

I will be with you again

I will be with you again

 

君とまた一緒になる

一緒になるんだ

 

And so we're told this is the golden age

And gold is the reason for the wars we wage

Though I want to be with you

Be with you night and day

Nothing changes

 

話したよね。僕らは黄金の時代にって

その黄金で、僕らは争いを始めることに

でも、僕は君と居たい

朝起きてから、夜眠るまで

何一つ変わること無く

 

On New Year's Day

On New Year's Day

 

新しい年

古い年が明けたこの日に

 


この曲について


 付き合っている相手と、一度はお互いの関係を見直そうとしたものの、やはり一緒に居たいという気持ちを新たにした曲と思われます。そして、新年を迎えたこの日がそのきっかけとなったのではないかなと思われます。

 

 逆に、関係を見直そうとしたきっかけは、どうも世間の目のように思われます。新聞に何やら書かれた記事の数々、それらに対して、本当のことを言ってくれと懇願しているように思える部分がありますが、それにより一度は相手との関係を終わらせようとしたのかも知れません。

 

 また、もう一つの要因として、生きている時代のせいにしていると思われる部分もあります。自分たちは黄金自体……つまり、平和で充実した時代を生きているというフレーズが有り、またその後を見る限り、その時代が故にお互いの中に争いが発生したようだということが読み取れます。

 

 しかし、そんなことも乗り越えて、また相手と一緒に居ようとしています。want ではなくwill なので、自分の心には迷いはなく、抱負というか決意に近いのではないかなと思います。

 

 さて、この曲は1983年にU2によって歌われた曲です。この曲を聴いて、アメリカでも新年の抱負のような物はあるのかを調べてみたのですが、やっぱりあるようですね。


 
U2 New Year's Day (Full Version)

 そしてもう一つ。この歌詞からだけだと前述のような読み解き方が普通に思えますが、この曲が作られた背景として、当時のポーランドの独立自主管理労働組合の応援ソングとして作られたという、政治的な面があったそうです(出典:Wikipedia)歌詞の中にある、真実を伝えないニュースというのは、当時のポーランドの政治報道の事を言っているそうですね。

 


訳、言葉について


 underway は、「進み続けている」「進み始めている」という意味の言葉です。

 

 night and day (もしくは day and night) は、一日中という意味になります。そういえば、この言葉を見る限り、夜って day に含まれないんですねぇ……

 

 black and white は、普通に捉えれば白と黒ですが、これ一つで「(モノクロの)印刷物」を指すことができます。この曲においては、後に続く歌詞を見る限り、新聞とか週刊誌のようなもののことを指しているのかなと思われます。

 

 entwine は「絡みつく」という意味の言葉です。ちなみにentwinという単語もあるらしく、これだと「切り離す」という全然違う意味になるようです。過去形は entwinned …うーん、ややこしいですね(笑)

 

 wage は、名詞だと「賃金」ですが、動詞で使うと「遂行する」という意味になります。


※2019/01/02 誤訳訂正

 申し訳有りません。crowd を誤って cloud で訳してしまいました。謹んで訂正致します

Lord Of The Dance / Traditional

Lord Of The Dance / Traditional

Lyrics&訳

I danced on the morning when the world began

I danced in the moon and the stars and the Sun

I came out of Heaven and I danced on the Earth

In Bethlehem I had my birth

 

この世界が始まった朝、私は踊っていたのです

月の、星々の、太陽の下、私は踊っていたのです

天の国より訪れて、この地の上で踊ったのです

ベツレヘムにて、私がかつて生まれたこの地で

 

Dance, dance, wherever you may be

I am the lord of the dance, said he

And I lead you all wherever you may be...

And I lead you all in the dance, said he

 

踊ろう、踊ろう、貴方が何処に居ようとも

私は踊りの王たる者と、彼は仰せになったのです

私は貴方を導きましょう。貴方が何処に居ようとも

そう、この踊りで導きましょうと、彼は仰せになったのです

 

I danced for the scribes and the Pharisees

They would not dance and they wouldn't follow me

I danced for the fishermen James and John

They came with me and the dance went on

 

戒律主義者に代筆者。彼らにもまた踊ったのです

彼らが踊らぬ者であっても、後に続かぬ者であっても

漁師ヤコブとヨハンの二人、彼らにもまた踊ったのです

彼らは私の近くに寄り添い、私と一緒に踊ったのです

 

Dance, dance, wherever you may be

I am the lord of the dance, said he

And I lead you all wherever you may be...

And I lead you all in the dance, said he

 

踊ろう、踊ろう、貴方が何処に居ようとも

私は踊りの王たる者と、彼は仰せになったのです

私は貴方を導きましょう。貴方が何処に居ようとも

そう、この踊りで導きましょうと、彼は仰せになったのです

 

I danced on a Sabbath and I cured the lame

The holy people thought it was a shame

They cut me, they stripped me, and they hung me high

And left me there on a cross to die

 

安息日にも私は踊り、脚動かぬ者を治したのです

聖人たちは思われた。何とそなたは恥ずべき者かと

彼らは私を切り裂いて、裸体を高くに吊し上げ

十字架の上に張り付けて、只々死ぬのを待ったのです

 

Dance, dance, wherever you may be

I am the lord of the dance, said he

And I lead you all wherever you may be...

And I lead you all in the dance, said he

 

踊ろう、踊ろう、貴方が何処に居ようとも

私は踊りの王たる者と、彼は仰せになったのです

私は貴方を導きましょう。貴方が何処に居ようとも

そう、この踊りで導きましょうと、彼は仰せになったのです

 

I danced on a Friday when the sky turned black

It's hard to dance with the Devil on your back

They buried my body, but I'd gone...

I am the dance and I still go on

 

空の昏き金曜日にも、踊ることはやめぬのです

貴方の背後の悪魔と共に、踊るのはさぞ難しいでしょう

身体は彼らに埋められて、この世を去るに至ったが

私は踊りとして在りて、今もまたここに在るのです

 

Dance, dance, wherever you may be

I am the lord of the dance, said he

And I lead you all wherever you may be...

And I lead you all in the dance, said he

 

踊ろう、踊ろう、貴方が何処に居ようとも

私は踊りの王たる者と、彼は仰せになったのです

私は貴方を導きましょう。貴方が何処に居ようとも

そう、この踊りで導きましょうと、彼は仰せになったのです

 

Well they cut me down but I lept up high

I am the light that will never, never die

I live in you and you live in me...

I am the lord of the dance, said he

 

彼らは私を切り裂いた。だが私は天に跳ね上がり

終わること無き光となりて、永久にそこに在り続けましょう

私は皆の中に在りて、皆は私の中に在る

私は踊りの王たる者ぞと、彼は仰せになったのです

 

Dance, dance, wherever you may be

I am the lord of the dance, said he

And I lead you all wherever you may be...

And I lead you all in the dance, said he

 

踊ろう、踊ろう、そなたが何処に居ようとも

私は踊りの王たる者と、彼は仰せになったのです

私はそなたを導こう。そなたが何処に居ようとも

そう、この踊りで導こうと、彼は仰せになったのです

 

Dance, dance, wherever you may be

I am the lord of the dance, said he

And I lead you all wherever you may be...

And I lead you all in the dance, said he

 

踊ろう、踊ろう、皆が何処に居ようとも

私は踊りの王たる者と、彼は仰せになったのです

私は皆を導こう。皆が何処に居ようとも

そう、この踊りで導こうと、彼は仰せになったのです

 

この曲について

 キリストの生誕から、十字架に張り付けられて処刑され、その後に神聖なる存在となったまでを描いた曲です。

 

 この曲では、キリストは踊りを踊るもので、それにより大衆を一つにまとめ上げたように描かれています。実際はキリストはダンサーでは無かったでしょうが、皆が彼の後に続く様は、確かにリードダンサーに近いかもしれませんね。

 

 本来は何もしてはならない安息日であっても、奇跡を起こして大衆を惹きつけた彼は、恥ずべき存在として当時の聖人達……権力者達に処刑されてしまいます。しかし、死んでその身が果てた後も、天から射す光となって皆の心の中に永遠に存在し続け、皆を導いていこう。そんなストーリーとなっています。

 

 さて、この曲は讃美歌のナンバーではあるものの、歴史は割と新しく、1963年に作られたものです。ただメロディーそのものは、Simple Gift という別の歌のものとして、古くから存在しています。クリスマスの曲としては余り一般的なナンバーでは無いかもしれませんが、ゴスペルではない讃美歌としてはノリが良い方で、親しみやすいのではないかなと思います。



The Dubliners - Lord Of The Dance (with lyrics) - HD

 僕の知っている中だと、ブラックモアズ・ナイト(Blackmore's Night)が歌っています。※但し、歌詞が大分違います。



Blackmore's Night - Lord of the Dance - Simple Gifts

訳、言葉について

 James and John は、恐らく十二使徒の二人、ヤコブとヨハンのことと思われます。最初にFisherman(漁師、釣人)とついているのは、彼らが漁師の下に生まれた兄弟だからです。

 

 lept は、leap(跳ねる)の過去形の古い表現だそうです。踊りを踊るイメージから、天に昇るのを「跳ねる」のイメージにしたのかも知れませんね。

All I Want For Christmas Is You / Mariah Carey

All I Want For Christmas Is You / Mariah Carey

 

Lyrics&訳

I don't want a lot for Christmas

There is just one thing I need

I don't care about the presents

Underneath the Christmas tree

 

クリスマス。多くのことは望まないわ

でもたった一つ、これだけは必要なの

プレゼントなんて気にしてないの

いくらツリーの下に並べられててもね

 

I just want you for my own

More than you could ever know

Make my wish come true

All I want for Christmas is you, yeah.

 

望むのはあなたが私のものになること

あなたが思っている以上にね

どうかこの願い届いてちょうだい

クリスマスに望むのはあなた。それが全て

 

I don't want a lot for Christmas

There is just one thing I need

And I don't care about the presents

Underneath the Christmas tree

 

そう、大それたことは望まない

たった一つ、それだけでいいの

沢山のプレゼントなんて目に入らない

あの素敵な光景もどうでもいいの

 

I don't need to hang my stocking

There upon the fireplace

Santa Claus won't make me happy

With a toy on Christmas Day

 

靴下を吊るす必要も無い

暖炉の上から入って来る

サンタさんじゃ私を満たせない

おもちゃをくれるサンタさんじゃね

 

I just want you for my own

More than you could ever know

Make my wish true

All I want for Christmas is you

 

私はただね、あなたが欲しいの

あなたが考えているよりももっとね

どうかこのお願いを聞いて

クリスマスのお願いは、あなた。それで全部

 

Oh, I won't ask for much this Christmas

I won't even wish for snow

And I'm just gonna keep on waiting

Underneath the mistletoe

 

クリスマスに何か聞いて貰いたい訳じゃない

雪が降ることさえねだらないわ

ただこうして待ち続けるの

このヤドリギの下で

 

I won't make a list and send it

To the North Pole for Saint Nick

I won't even stay awake to

Hear those magic reindeer click

 

クリスマスリストも書かない。送らない

北極の、聖ニコラスさん宛のは

遅くまで起きて待つもりもないの

それが、トナカイがドアを叩くような夜ならね

 

'Cause I just want you here tonight

Holding on to me so tight

What more can I do?

Baby, all I want for Christmas is you

 

だって望んでいるのは、今夜あなたが現れて

私をギュッと抱いてくれること

それ以上のことってある?

ねえ、クリスマスに欲しいのはあなた。それだけよ

 

Oh, all the lights are shining so brightly everywhere

And the sound of children's laughter fills the air

And everyone is singing

I hear those sleigh bells ringing

Santa, won't you bring me the one I really need?

Won't you please bring my baby to me?

 

ああ、どの灯りも全部、眩しくあちこちで輝いている

子供達の笑い声で空が満ちて行く

誰もが皆歌ってる

そりのベルの音が聴こえるわ

サンタさん。私の本当の願いが叶えられる?

私のあの人を連れてくるなんてできる?

 

Oh, I don't want a lot for Christmas

This is all I'm asking for

I just wanna see my baby

Standing right outside my door

 

そう、クリスマスに多くは望まない

これが聞いてほしいことの全てなの

ただ愛しい人に会いたいの

ドアの表で立っていて欲しいの

 

Oh, I just want you for my own

More than you could ever know

Make my wish come true

Baby, all I want for Christmas is you

 

だから、私のお願いを聞いて

今までの中で一番の

どうかこの想い届いて

ねえ、クリスマスに欲しいのはあなた。本当にそれだけ

 

この曲について

 もう今では定番となった、現代クリスマスソングの一曲です。明るく楽しく、クリスマスの気分を盛り上げてくれますね。

 

 タイトルからも分かる通り、クリスマスには、プレゼントとかそう言ったものでは無く、あなたが欲しいという内容となっています。だから、プレゼントをお願いするためのお願いごとリストも、プレゼントを入れて貰う靴下も用意しない……そんな一途に恋人を想う曲の筈なのですが、今回はちょっと訳してて固まってしまいました。

 

 というのも、この曲の途中から出てくる my baby をどうとるかで、この曲の持つ様相がとんでもなく変わるように思える為です。
 この my baby を「ダーリン」 のような意味で捉えれば、この曲は上記で申し上げた内容そのままになります。しかし、これを文字通り「私の子供」という意味で捉えると……この曲におけるサンタクロースと言うのはおもちゃをくれる方のサンタでは無く、愛しい彼のことを指していることになり、えー、つまりはそういうことになります(笑)。もしこの解釈で捉えると、特に

 

Santa, won't you bring me the one I really need?

Won't you please bring my baby to me?

 

の部分は、かなり強烈ですね~。「サンタさん、私の本当の願い叶えられる?」「私の子供を『連れてくる』ことできる?」となります(笑)。わざわざSaint Nick の名前を出しているのも、本当のサンタクロースと、自分にとってのサンタクロースを区別しているように思えますねぇ。いやぁ、こんな曲だったんですかぁ

 

 さて、この曲は1994年に マライア・キャリー(Mariah Carey)によって歌われた曲で、昨日ご紹介した Jesus Oh What A Wonderful Child と同じアルバム Merry Christmas に収録されています。先ほども書きましたが、クリスマスではもはや定番ソングの仲間入りをしており、邦題としても「恋人たちのクリスマス」と題されています。



Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You

 また、glee のシーズン3のクリスマスの回は、いきなりこの曲で始まります。1年前のクリスマスが割と悲惨だった分、この年のクリスマスは明るめに飛ばしていましたね。


GLEE "All I Want For Christmas Is You" (Full Performance)| From "Extraordinary Merry Christmas"

 

訳、言葉について

 underneath the Christmas tree は、「クリスマスツリーの下」となりますが、アメリカではクリスマスのプレゼント箱をツリーの下に並べる風習がある為、この言葉はその風景を思い起こさせる力があると思います。

 

 North Pole は「北極」のことです。サンタさんはここに住んでいます。

 

 Saint Nick は、聖ニコラウスのことで、サンタクロースのもととなったギリシャの司教の為、サンタクロースの代名詞として使われます。

プロフィール

笹森茂樹

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